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クラウドソーシングを2か月やってみてわかった!大事なのは「場数」と「割り切り」

みなさん、初めまして。新米WEBライターの鶴野ふみです。姫路出身神戸在住のワーキングマザーです。

2人の息子を育てながらの仕事は、体力的にも精神的にもきついところが多く、今の環境を変えるような新しい働き方はないものか?と考えていました。

そんなときに出会ったのが在宅でも仕事ができる「WEBライター」という職業でした。

目次

WEBライター、なるのは簡単

初心者ライターは、「クラウドソーシング」というWEB上で仕事の受注と納入が可能なシステムを使うのが一般的です。

サイトに登録すれば、その日からあなたもWEBライター。拍子抜けするほど簡単でした。

ここまではとってもスムーズでしたが、ここから私の葛藤が始まります。

書けない…プロフィールも記事も

登録を済ますと、次は自分をクライアントに売り込む“魅力的”な「プロフィール」を作成します。ここでスムーズな登録はストップ。「…書くことがない…」。

何を書けばいいのか、さっぱりわからなかったのです。

「わたしに人より優れているところなんてある?」「コレ、できます!って言いきれることある?」

この堂々巡りでした。

なんとか四苦八苦しながらも、プロフィールを仕上げました。そして、運よく、仕事を依頼されることになっても、「この記事にこの文章でいいの?」「これを断言してしまってもいいのだろうか?」とまたもや同じことの繰り返し、もはや無限ループです。

このとき、ふと、昔感じたことを思い出しました。

蘇る「暴れん坊将軍」のモヤモヤ

それは、わたしが小学校2年生のころのこと。何の気なしに「暴れん坊将軍」のオープニングを見たときのことです。「暴れん坊将軍」、言わずと知れた人気時代劇シリーズ。将軍徳川吉宗が江戸の市中を徘徊し、大立ち回りを演じるアレです。

オープニング、馬に乗って颯爽と現れる将軍吉宗。そして、そのバックに城が現れる。

城は姫路市民の誇り「世界遺産姫路城」。
でもテロップにはババーンと「江戸城」。

当時の私「江戸城ちゃうやん。姫路城やんけ(※播州弁)」。

幼かった私は「テレビでウソを言っている。江戸城じゃないのに。これはいいのだろうか?」と一人でドキドキ、モヤモヤしたのでした。

今ならわかります。もうアラフォーなので、わかります。「映え」です。姫路城きれいですもんね。第一、江戸城には天守ありませんし、姫路城だろうが江戸城だろうが、ストーリーにも何も問題もありません。

「暴れん坊将軍」が伝えたいこと

なんだかこの、幼い時の「モヤモヤ」にウェブライターとして、大事なものがあるような気がしたのです。

暴れん坊将軍の視聴者が求めているものは、

・どのストーリーも勧善懲悪の安心感

・殺陣の颯爽感

・将軍の本当の姿を知ったとき、悪人たちが慌てふためくおもしろさ

の3つだと思います。

ということは、「暴れん坊将軍」のオープニングでは「江戸城」だろうが、「姫路城」だろうが、どちらでもいいのではないのでしょうか。一番大事なのは視聴者に「おもしろかった。見てよかった。」という余韻を残すことです。

さらには、この番組はあくまで時代劇。「日本の名城100選」ではないのです。

もしかして、わたしが「書けない」と悩んでいることは、「江戸城に代わりに姫路城を出してもいい?」と悶々としているのと同じことなのかもしれません。

しかも本編前のオープニングの段階で。

クライアントは何を伝えたいのか

クライアントはライターに依頼した文章で、何を一番伝えたいのか。どんな読了感を与えたいと思っているのか。

これをしっかり理解した上で記事を書くことが、ウェブライターとして一番大切なのだ、と思いました。

その読了感を与えるためなら、もちろん、限度はありますが、多少の言い切りや誇張は構わないのはないでしょうか。

そこへ行きつくためにまず、必要なのは「場数」と「割り切り」。これがライターの“要”のように感じました。

「場数」を踏めば、どのような読了感が求められているのかを読み取る力が付きます。その読了感へ導くために必要なのが「割り切り」です。自分の中で悶々とせず、求められる読了感のため、と割り切って、執筆していくこと。

この2つが私の感じた初心者WEBライターに最も求められるものです。

どちらも私にはまだまだ足りないものです。

まとめ

今年で母になって10年。考えてみれば、この10年は、「現状維持」で精いっぱいの10年でした。

今回、ウェブライティングを通じて、今まで全く出会わなかったような人たちと会う機会に恵まれ、全然考えたこともないようなことに興味を持ち始めました。私にとっては、10年ぶりの大進化です。

ウェブライティングとは単に、お金を稼ぐための手段ではなく、生活すら変えてくれるものなのかもしれません。これからの10年は自分のために、暴れん坊将のごとく、飛躍していく10年になったらいいな、と思います。そして、そのときもWEBライターだったらな、と思うのでした。

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