クラウドソーシングのポイントは3つの「間」!続ける気力と営業を大切に

クラウドソーシングのポイントは3つの「間」!続ける気力と営業を大切に

こんにちは。防災ライターの南部優子です。

WEBライターとしてクラウドソーシングを始めてから、2ヵ月ちょっとたちました。

登録ボタンをこわごわ押すところからのスタートでしたが、2ヵ月の間に数万円を積み上げるところまで進みました。続ける中、ほんの少しですがネット上で仕事をするコツのようなものが見えてきた気がします。

勘違いからスタートした私が40日で数万円の契約へ

私は普段、防災分野を軸に計画を作ったり、企画ものを出したり広報したりと、様々な活動をしています。最近、個人での活動の広がりに限界を感じ、何か新しいことをしていきたいと模索していました。

そのときたまたま目にしたのが、「クラウドソーシングで稼ぐ」と銘打った講座の案内でした。

勘違いから始まったクラウドソーシング生活

クラウドソーシングは、ネット上で仕事をやりとりするビジネスサービスです。ところがなんと私は、タイトルを「クラウドファンディング」と見間違えていたのです。

「ネット上で商品やイベントを企画して出資金を募って稼ぐ方法か。いろいろ役に立ちそうだな。」私は勘違いしたまま講座に出席したのでした。

ガイダンスが進むに連れて沸き起こる違和感・・・。「しまった、クラウドはクラウドでもソーシングのほうだ!」私は思いっきり場違いなところに来ていました。

心の中で苦笑いしながら話を聞き続けていましたが、やがてあることに気づきました。

出資を募るのも仕事を募るのも、どうも同じビジネスのポイントがあるようなのです。

「勘違いしたのも何かの縁だと思って、挑戦してみよう。」これが、私とクラウドソーシングとの出会いでした。

単価の低い「落ち穂拾い」の毎日

とりあえずクラウドソーシングのサイトに登録。仕事を探し始めました。

サイトでは、大きく分けて、早い者勝ちで仕事をするタスクと、企画提案を経て仕事をするプロジェクトやコンペがありますが、実績のないうちは企画提案が通ることはまずありません。

そこで、タスクで仕事を積み重ねた後、実績が増えたらプロジェクトで提案すればなんとかなるだろうと戦略をたて、タスクをこなすことから始めました。でも、順調にはいきませんでした。

早い者勝ちのタスクは、単価が極端に安い「落ち穂拾い」の作業です。500字、1000字と書いてもわずか数百円にしかなりません。ひどいものだと、5円、10円など、缶コーヒーも買えない金額だってあります。

また、今にして思えば、リアルで活動してきた専門内容を引きずり、依頼内容を選んでいた気がします。募集リストをみても「書けるものがないや」とブラウザを閉じてしまったり。プライドが邪魔をしていました。

「時間かけて苦労して打ち込んだ成果が、たったの50円?超ブラック。これじゃあやってられないわ」「こんな安い仕事を続けていて何になる」と、焦る毎日でした。

プロジェクト提案が通らない

それでも、いくつかタスクの成果が承認されて数千円になると、少し自信がついた気がしました。そこでプロジェクト提案に挑戦してみました。

自信のかけらは、あっさりと砕かれました。

覚悟していた以上に提案は通らなかったのです。自分なりに時間をかけて書き、「これでいけるぞ」と思って提案するのですから、ダメージが半端なく大きくなります。落ちるたびに自分の無能感が募りました。

どんな人に決まったのか見に行くと、やはり実績を積んで認定されている上位ランクの人ばかり。提案が通らなきゃ実績にならない、実績がないと提案が通らない、これでは堂々巡りです。

「もはや私の入る余地などないな」「やっぱり私はクラウドソーシングに向いてないのでは」「もう諦めたほうがいいんじゃないか」と、嫌になってきました。

 

引き合いは突然に

提案が辛くなったときは、お気に入りに入れて後で考えることにしたり、自己紹介のプロフィールをちょこっとメンテナンスしたり、小さなタスクをやったりと、あの手この手で仕事が進んだ気になるようにしました。

いったん苦手意識ができたら、どんどん足が遠のき、フェードアウトするのは目に見えています。自分をなんとかだまさないといけない。クラウドソーシングのページを1日1回は開く習慣をつけようと、必死でした。

そうこうするうちに、提案には通らないながら、提案内容やプロフィールを見たのだがお試しライティングをしないか、という直接のメッセージが届くようになってきました。いわゆる引き合いです。

クラウドソーシングの引き合いは、すべてメッセージ上で進みます。とはいえ、相手は生身の人間であることに変わりはありません。

画面を通していても、尽くす礼儀は同じですから、急いで返信し、詳しい話を聞いたりして、つながりが途切れないように粘りました。

無我夢中でメッセージで問い合わせたり提案したりのやりとりを続けていたら、中に意気投合するお客様がでてきて、試しに少し書いてみてほしいと、直接依頼を出してくださるようになりました。

そして、クラウドソーシングに登録してから40日目、ついに1件1万円を超える依頼を2件、獲得するまでになりました。

 

頭でわかっていることを本当に続けた者だけが生き残る。<継続のコツは3つの「間」>

この2ヵ月をふりかえると、最も重要だったポイントは、続けていこうとする気力だったかなと思います。

継続が大切なことはわかりきっています。でも、頭でわかっていることを本当に実行できるかは、別問題です。

実は、私は意思が強くありません。むしろすぐに興味が他へ移ってしまう飽きっぽい性格の持ち主で、諦めるのも恐ろしく速いんです。だから、とにかく飽きずに続けようと必死でした。

続けるコツとしては、「時間」「空間」「仲間」の3つの「間」が重要だったかなと思っています。

時間の「間」・・・生活にリズムをつけて管理する

まずは、時間の管理です。ネットなのですぐに脱線して他のものを見に行きたくなります。だらだらしやすく、気づいたら時間が経っていたりと、とにかく誘惑が多いんです。

そこで、毎朝同じ時間にブラウザを開いて、仕事探しを一巡するようにしたり、1日のうち最低ひとつ・・・仕事探しか、タスク作業か、提案か、プロフィール更新かをやってから寝るようにしていた気がします。

空間の「間」・・・気が散らない環境をつくる

私の場合、自宅では、個室をもたないのでリビングで作業しています。家族がいる時間だとなかなか集中できません。

なんとか協力してもらってリビングのコーナーにPCを置けるスペースを確保していますが、それでも難しいときは、自宅近くの喫茶店で作業しています。

音や照明、においなど、気が散らない環境をいくつか用意しておいて、気分を変えながら作業するのがよかった気がします。

仲間の「間」・・・宣言して自分を追い込む手もあり

講座を一緒に受けている仲間と話して、クラウドソーシングを意識していけたことも大きかったです。

黙って続けて成功するほうが格好いいかもしれないけど、とても気持ちが続かないです。それより、今始めたところだと、いろいろな人に声をかけて、宣言した以上引っ込みがつかなくなって、とにかくがんばらなきゃ!と追い込んだことが、結果的にはよかったのかなと思います。

そして、同じライティングをしている仲間は、やはり何でも聞きあえて、ほんとうに心強いものです。提案に落ちて凹んでいるときにタスクをやっとこうよと言ってくれたのも、仲間でした。

 

力は抜いても、気は抜かない。手も抜かない!<全方位営業はおまけと夢を盛り込もう>

クラウドソーシングは、顔の見えない関係です。打つ文字ひとつひとつが出かける代わりの営業なのだというのが、もうひとつの大きなポイントになったのではないかと思います。

実績がつかない間も含め、タスク作業や提案文をつくるときに心がけていたのが、「力は抜いても気は抜かない。手抜きもしない」ということと、書き表した文章で何かしらのアピールをする「全方位営業」でした。

65点を目指しながらもちょっとしたおまけを

タスクは短時間で一定数の文字量の生産を求められます。ひとつひとつ丁寧に仕上げると時間が足りなくなるため、相手が求めている質量を見極めて、及第点をもらえる65点くらいを目指した力配分が重要になります。

このとき、ちょっとだけ、なにか「へえ」って思ってもらえるものをプラスできるように、内容を考えていました。大阪出身だからというわけではないですが、何か笑いをとるというか、オチをつけるというか。せっかく読んでいただけるのだからという、愛想を入れるようなイメージです。

調べるのは固有名詞と数字と慣用句

ざっくりとしたライティングでも必ず確認するのは、固有名詞と、データになった数値、ことわざなどの慣用句です。

これらは間違っていると大変ですから、どんなに小さなタスクでも調べました。

誰に触れ回るものでもないですが、こうした小さな積み重ねが、「私はきちんとした文章を書ける」「お客様へ確かな文章を提供できる力がある」という自信につながっていったような気がします。

馬子にも衣装はネットも同じ。盛り込むのはお客様の夢

提案文やプロフィールは、気恥ずかしいけれど盛り込みました。「馬子にも衣装」です。

営業は第一印象がすべて。まずお客様に安心してもらわねばなりません。着飾ることにはなかなか慣れませんが、私を通してお客様の中に素敵な夢が広がるよう、「私に任せてくれたら安心ですよ」というメッセージを込めて、身支度を整えています。

まとめ

この2ヵ月クラウドソーシングを続けて、ネットでもリアルでも、成果をあげるポイントはとてもシンプルだと学びました。

継続すること

全方位で営業すること

この2本柱でスキルアップし、実績が伴ってきたときに見える景色はどんなものだろう。

とても楽しみです。

 

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南部優子

南部優子

書籍編集歴8年、ライター歴15年、DTPデザイン歴10年。 出版社の編集員、選挙事務所の政策広報、環境NPO広報、防災コンサルタントの経験があります。現在はフリーランスで活動中。 WEBサイトからポスター・チラシ、広報紙、書籍まで、幅広いメディアでのライティングを行っています。