【ランサーズの歩き方②】実績アピールはどこまで盛るのか問題

【ランサーズの歩き方②】実績アピールはどこまで盛るのか問題

毒舌な兼業ライターの椿れもんです。

昨年10月に宣言した、祝・椿れもん1周年感謝企画として、新たにクラウドソーシングでWEBライターを目指す人たちに、「ランサーズの歩き方」を数回に分けてお伝えしていくという、お節介な自主企画。

えぇ、もちろん覚えていますとも。決して、忘れていたわけではありません。

頭痛からの復帰作には、毎度おなじみ毒舌全開の雑記ネタを書かせてもらいましたが、「ランサーズの歩き方」シリーズ第2回目となる今回のテーマは、「実績アピールは どこまで盛るのか 問題」

実績が少なくて、応募できそうなプロジェクト案件が見つからない。プロジェクト案件に提案しても、なかなか選んでもらえない。そんなお悩みを抱えている駆け出しライターさんはもちろん、ライターでなくても会社で企画を通したい、そんな方にもぜひ読んでいただけると嬉しいです。

 

恋もライティングも、大胆なアピールがモノを言う!?

ランサーズのライティング案件には、大きく分けて2種類あります。

1つは、早い者勝ちの比較的短時間で簡単にできる「タスク案件」。もう1つは、公募概要を見て自己PRを交えた「提案文」と「見積もり金額」を送って応募する「プロジェクト案件」です。

 

タスク案件は、低単価のものが大半。プロジェクト案件は、ボリュームも単価も幅が広いため一概には言えませんが、タスク案件よりは好条件のものが圧倒的に多いのが特徴です。

ランサーズに登録して日が浅い初心者は、まずは受注実績を作るためにタスク案件をある程度こなして、見た目の実績件数稼ぎをするのが近道でしょう。

そして、いよいよプロジェクト案件に提案して、クライアント様から選ばれるには、「他のライターではなく、この人に依頼したい」と思ってもらう、何か光るモノが必要です。

その案件に、あなたが書く必然性を感じてもらわないことには始まりません。

 

遠慮がちな性格の人は、実力はあるのにもかかわらず、過剰な謙遜をして控えめな提案文を送ってしまいがち。これは、本当にもったいないことです。

実績が少ない時期だからこそ、言ったもん勝ちの精神で、ここ一番では大風呂敷を広げるという大胆さも必要になってきます。

 

そもそも、「大胆な人」と「遠慮がちな人」とでは、何をもって「実績」と呼ぶのか、実績の定義づけが違っていることが多いのではないでしょうか。

ちなみに、察しの良い方はもうとっくにお気づきだと思いますが、私はおめでたすぎると言われるほどに大胆で、ド厚かましいタイプです。

「できる」のレベルが10段階あるとしたら、ほんの少しでもできると自分が思っていることは、たとえ「レベル1」であったとしても堂々と「できる」カウントしちゃいます。本当に私で務まるのかどうかは、選ぶ相手が決めることなのですから、手を挙げる段階で悩んでいる時間がもったいないです。

 

ライターとしての実績にこだわらず、アピールできそうな材料があれば、どんどん盛り込みます。

私はラジオのパーソナリティーや、コールセンターのオペレーターという別の仕事もさせていただいているので、そういった声の仕事の実績も、取材に役立ちますよという売り込みをするわけです。

嘘や経歴詐称はいけませんが、得意分野の棚卸しで見つかったあんなこともこんなことも、実績として伝わるように表現すればいいんです。

 

 

「提案文」はラブレターだと思うべし

気になる案件を見つけたら、すぐに提案文を送れるよう、一応のひな形的なものを作っておくのは基本です。

ただ、ひな形とはいえ、案件ごとに書くべき内容は様々なので、共通して使える部分ばかりではありません。

なので、私は全ての提案文に関して、送った日付と案件名をタイトルとして、テキストデータで保存しています。

 

新しい案件に提案する際は、案件のジャンルやその案件に対しての自分のスキルを考えた上で、過去の提案文バックナンバー達の中から、一番近そうなものを編集して使うというやり方をしています。

一から書くよりは、多少手間が省けるものの、そこまで短縮されている感はなく、実質あまり変わらない時間と手間ひまをかけて書いています。

 

提案文は、いわば履歴書+職務経歴書。つまり、クライアント様へのラブレターです。

その案件に対して、恋い焦がれている気持ちに応じた文面で、熱烈に書かなければ、思いは伝わりません。

「結局、他の人にも同じこと言ってるんでしょ?」と思われるような、マニュアル・既製品・大量生産型の口説き方はしないのが、私のこだわりです。

「こんなメッセージを送るのは、あなただけよ」という空気感をまとわせた、手書きのオリジナルなラブレターのような文面をイメージして作成することを意識しています。

 

 

一休さんのとんち話をヒントに

私は、婦人雑貨店のショップオーナーとして、約5年半の間、ショッピングセンターやファッションビルにテナント出店していた経験があります。新規出店の交渉の席で、

 

「(居抜き入店の)内装の手直しに、いくらくらいの予算をかけられますか?」

 

と問われた私は、

 

「正直に言って、お金はあまりかけられませんが、その代わりに “魔法” をかけて、何とか綺麗に整えます!」

 

と、笑顔で答えました。

 

「このはし渡るべからず」の貼り紙を見て、端を渡らず真ん中を渡ったという、一休さんのとんちみたいな返しですよね。オジさま方は苦笑いしておられましたが、無事契約にこぎ着けました。

そんな、天然なのかド厚かましいのか、あえてわかりづらくしている私ですが(笑)

ランサーズに登録して間がない頃は、興味のある案件や、少し背伸びをして受注してみたい案件を目の前にして、“実績” の部分をどう伝えられるかという問題で、悪戦苦闘した時期もありました。

エントリー時点で好感触を得られても、その先へ進めずに悔しい思いをしたことも、何度もあります。

そうした経験を重ねる中で、この人に頼んでみようと思われる期待値の上げ方について私なりに学びながら、少しずつ受注実績を積み上げていきました。

 

 

プロジェクトへの提案には、麻雀マインド!?

受けた仕事は絶対にやり遂げる意思と覚悟をしっかり持っていることが前提になりますが、実力が伴っていなくても、身の程知らずだと思われても。

どんな仕事でも、まずは手を挙げるところからだと、私は常々思っています。

そうすれば、いろんな運もあって、結構チャンスはゲットできるものです。

 

仕事を取ってきてから、その大変さや難しさ、責任の重さに押し潰されそうになることは、もちろん想定の範囲内。引き受けたからには、自分に足りないものをひたすら埋めながら、真摯に取り組むのみ。

自分で上げたハードルに何度つまずいたとしても、最終的にはちゃんと飛び越えていく。

そのイメージさえあれば、必ず成し遂げられます。

そして、やり遂げた時には、大きくステップアップしているはずです。

 

「取ってきてから考える。要らんのを捨てる。

要らんのが無かったらアガリ」

 

これは、昔、亡き父が、家族で麻雀をしている時にいつも言っていた口癖です。

ランサーズのプロジェクト案件も、受注した後の納品管理が大事なことは言うまでもありませんが、当選・受注に至らなければ話になりません。

まずは、仕事を取ってきてから考える。

取れる前からウダウダ悩んでいる暇があったら、提案文=ラブレターを書く練習に励みましょう。

 

 

不戦勝でも勝ちは勝ち

これだけ繰り返し、「実績を大胆に盛って、情熱的に口説け!」と焚きつけても、まだ勇気が出ないという人には、最後の秘策をお伝えしましょう。

それは、ズバリ、競争率が低い案件を狙うという手法です。これも、実績を作るにはかなり有効だと言えます。

多少なりとも興味を持てるテーマで、納品スケジュールその他条件が厳しすぎない案件、さらに提案数が少ないとくれば、積極的にトライしない理由はないですからね。

私は、提案者が自分ひとりで、ライバルが現れないまま締切となったプロジェクト案件を、不戦勝のような形で受注したケースが何度かあります。

 

不戦勝でも勝ちは勝ち。

激戦を勝ち抜いてゲットした1件も、戦わずして楽に手に入れた1件も、どちらも同じ1件です。

よほど取りたい理由がある案件でなければ、わざわざ競争率が高いところに玉砕覚悟で突っ込む必要はないと、私は思っています。

そのエネルギーは、良質な記事を書く時間に回す方が得策だと思うのです。

 

 

まとめ

私が受注し、私が書く意義のある案件かどうか。

なぜ、他の誰かではなく、私が最適なライターなのか。

 

それを、クライアント様への提案時に、いかに説得力をもたせてアピールできるかが、プロジェクト案件の受注率に大きく影響してきます。

その案件が、いわゆる大量生産型のサイト用の記事ではなく、ニッチでマニアックなものであればあるほど、ストーリーが大切になってくるのです。

私は、そんなことを考えながら、せっせとラブレター的提案文を書いてはクライアント様を口説きまくり、登録から3ヶ月足らずで認定ランサーの称号をいただくことができました。

 

恋もライティングも、モテたかったらマメさが必要。

あなたのランサーズ生活が、さらに楽しく素敵なものとなりますように!

 

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椿れもん

椿れもん

ライティングを学んで3年、2018年秋から兼業ライターとして活動を始めました。 それ以前は、10代、20代の頃に詩歌集を自費出版、30代では共同出版の経験があります。また、起業家コミュニティで11年間、メルマガ編集責任者をしています。