元イタリアンシェフが念願のダンス・フラッシュモブに参加した!

元イタリアンシェフが念願のダンス・フラッシュモブに参加した!

皆さんこんにちは。元イタリアンシェフのジーンイケダです。

今回は、12月20日に大阪・京橋の大阪ビジネスパーク TWIN21 2階 エントランスで行われた「O B P クリスマス2018 〜Dreams Come True〜」の企画「DREAMERS クリスマスライブショー パフォーマーズコラボ」の一般人枠としてショーの演目のひとつ「ダンス・フラッシュモブ」に参加した体験談です。

フラッシュモブってなんだ?

2003年5月にニューヨークでビル・ワジクが、ネットで声掛けをして人を集め、イタズラをしたことがきっかけと言われています。

その後、初めて辞書に載った時の「フラッシュモブ」の意味は「公共の場所に見ず知らずの人たちがネットなどで集められ、訳の分からない行動をし、その後立ち去る」と定義づけられました。

少し否定的な意味合いが含まれているのは、イタズラから始まったことだからでしょうか?

現在ではサプライズイベントとして、今回私が参加したようにダンスがメインになることが多く、人々に楽しんでもらうために行われています。

YouTubeで見て、参加したいと思い続けていた

私は普段TVを見ませんが、YouTubeは大好きでよく見ます。そこにはフラッシュモブ動画がたくさん投稿されていて、楽しく見ているうちに、自分も参加したくてウズウズしていました。

実は7,8年前、京都北部に住んでいたころ、大阪のダンスチームに登録をしたこともあるのですが、仕事が抜けられず、一度も参加はできませんでした。

今回初めて挑戦することを決め、嬉しさと不安が入り混じった不思議な気持ちでいっぱいでした。

振り付けを覚えるコツ

ダンスの振り付け指導は、今回の”パフォーマーズコラボ”の監修をしている沖知美氏。

ニックネームのともみんと呼ばせていただきます。

1回目の練習で初めて見た振り付けはチンプンカンプンで、ともみんや他の人の動きを見ても覚えることができるとは思えません。自分がものすごくドン臭くて皆の足を引っ張るのではないか、と不安になりました。

家に帰ってから、ともみんの見本動画を見ながら動きを真似るのですが、覚えることができません。どうしようかと焦りだしました。でも何度やっても一向に覚えることができません。

開き直って休憩しながら、好きな浜田省吾さんの音楽を聴いていると、身体が自然に動いている。「そうか!」と気が付きました。

振り付けの腕や足の動きを頭で覚えようとして、リズムに乗ることを忘れていたのです。音楽でもダンスでもリズムに乗ることが一番の基本です。音に合わせて耳から覚えていくと自然に身体も動いてくれます。

身体が動き出せば、振り付けもスムーズになってきました。

ダンスは笑顔

次のハードルは笑顔です。これは常から私の課題でもあります。黙っていると「怒っているの?」と聞かれる強面な私は、笑い顔に生まれた人が羨ましくて仕方がありません。

料理人時代は、毎朝コックコートに着替える時、笑顔を作る練習をしていたくらいです。

昔に比べると、ずいぶん自然な笑顔ができる様になってきましたが、ダンスに集中すると、顔が強張ってしまいます。

それについて、ともみんは「笑顔もトレーニングしないとできない。練習のときからとにかく口角を上げて」と、笑顔のトレーニングが必要だとアドバイスされます。それを聞いて、昔自分がやっていたことは正しかったのだな、と確認できました。

パフォーマーたちの真剣な演技に触発される

約30分間のイベント内容は、数名のパフォーマーたちの演技のあと、私たち一般参加者が加わり、最後に皆で踊ってフィナーレという構成でした。

2度目の練習日に見たパフォーマーたちの演技は100%の力ではなかったでしょうが、それでも自然に「おぉ~!」と歓声や拍手が巻き起こります。

こんな凄い人たちと同じ舞台に立つのだと考えると、ますます恐ろしい気もしてきましたが、練習時から「お客様に喜んでもらいたい、笑顔が見たい」というプロフェッショナルな心意気を見せて下さり、一緒に頑張りたい!と思えるようになりました。

ついにサプライズ本番

ドキドキしながら本番を迎えました。この感覚、なんだか懐かしい、と思いだしたのは、水泳部に在籍していた高校生の頃、レース前に感じた気持ちです。逸る気持ちと不安な思い。何とも言えない緊張感です。

決して嫌な感じではありません。ワクワクもする。だけど早く終わって欲しい、そんな気持ちでした。

18時にショーが始まりました。練習の時とは衣装も気合も全く違う、プロパフォーマーたちの本番演技を目前で見ると、仕込み客ではなく、本当のお客となってしまい見入っていました。

そして自分たちの出番が来ましたが、正直言って、始まった途端にフィニッシュポーズをしていた感じで「あっ」という間に終わっていました。

ちゃんと踊れていたのかどうかなんてさっぱり分かりません。でも、足元の方からザワザワと湧き上がるモノを感じましたので、身体は感動していたのではないでしょうか。

車いすダンサーの演技に勇気をもらう

パフォーマンスが終わった後、このイベントに車いすダンサー奈佐誠司氏を推薦するなど企画から関わっている、アダプテッドスポーツサポートセンター副理事長 岡田良広氏の挨拶がありました。

障がい者のスポーツ振興をサポートし、障がい者への理解を深める取り組みをされている組織です。

お話の中で「パラリンピックのことはほとんどの人が知っている。でもどんな種目があるのかを聞くとほとんどの人は知らない」という言葉が胸に刺さりました。

私も障がい者手帳を持っています。ですが私は声を出せないだけで、身体は自由に動きます。

お寺やお城などへ出かけて、入場の優遇を受けるたびに「でも足の不自由な人は優遇があってもこの階段は登れないのだな。手の不自由な人は写真を撮ったりできないのだな」と考えます。

自分の障害など大したことはない。もっと大変な人たちはたくさんいる、と思います。自分にも何か応援したい気持ちはあったのですが、正面から向き合っていなかったことに気付かされたからです。

障がい者への本当の理解は「まず見ることです。そして見れば感じることができます」というアダプテッドスポーツサポートセンターの理念は、今回の奈佐誠司氏が見事に体現されていました。見れば必ず何か感じるものがあります。

なによりも、彼の力のこもったダンスを見て、「もっと頑張れ、おれ!」と自分を盛り立てる勇気となりました。

初めてのフラッシュモブ体験が病み付きに

今回は初めてということもあり、ほんとうに何がなんだか分からないうちに終わってしまい、ちゃんと体験した実感がありません。来年は自分でも楽しめるように踊りたいと思います。

え?もう来年の参加を決めているの?という感じですね。

でも、ほんの少しですが、頭ではなく心と身体で楽しんだ感じを味わえました。この感覚をもっと長く、強く感じてみたいのです。

これを読まれたあなたも来年はご一緒しませんか?


今回出演されたプロパフォーマーのみなさん

監修/ダンサー

沖 知美
ダンス講師・エクササイズ講師・振付師・パフォーマー・イベントプロデューサー
1999年公務員からダンス業に転向。
クラブやライブハウス、テーマパークなどでさまざまなイベントに出演。 フィットネスクラブやダンススタジオ、教育機関など多方面で指導。
小学校の運動会ダンスからアイドルの振り付け、フラッシュモブにいたるまで、振付・演出作品も多種多様。
気軽に”踊ること”の楽しさを広く伝えていきたいと思い、2011年には赤ちゃんと踊る”ベビーダンス”資格を取得、同時に幼稚園での課外キッズダンス教室開催もスタート。
2015年からはビジネスマンに向けた朝活や、ライブハウスでのイベント企画・主催も始めるなど活動の場を広げている。
”ともみん”の愛称でダンサーとしても多方面で活動中。
ブログ https://ameblo.jp/tomomingy/

facebook https://www.facebook.com/tomomingy

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パフォーマー(コンタクトジャグリング)

DROP UME-SUN
大阪府大東市を拠点に全国各地で活動するパフォーマンスチーム『DROP』の代表パフォーマー
巧みな話術とあっと驚く凄技を駆使した大道芸をメインに、型にはまらないスタイルで、様々なステージイベントやクラブイベントなどにも出演。
また、数々のレギュラーイベントを持ち、総出演数は年間200本を超える。
大道芸大会では優勝、特別賞などを受賞し、2017年には大阪府知事功労表彰を授章。皆様に最高の時間をお届けいたします

ホームページ https://drop-ume-sun.jimdo.com/

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フープパフォーマー(フープダンス)

KAORI
6才からバレエを習い踊る楽しさを知る。H24年テレビでフープダンスを初めてみて衝撃を 受け習い始める。一年後にジャパンフープダ ンスコンテストで入賞。その他企業のオープニングアクトやディナーショーなど出演し、活動の場を広げている。 カリフォルニアでは和とフープを調和させた構成が観客を魅了させるなど、独創的なパフォーマンスが人気。
facebook https://m.facebook.com/kaori.kobayashi.58152

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パフォーマー(ボールジャグリング)

アラキ アキヒサ
パフォーマー歴10年。
11歳の時に、地元静岡で「大道芸ワールドカップ」というフェスティバルを見て感動し、ジャグリングを始める。
6年間のブランクを経て2017年に活動を再開。
2018年には、TBSや関西テレビ等のメディア出演を果たし、アジアやヨーロッパなどへの海外大道芸旅も精力的に行っている。
得意技はボールジャグリング。
7個までのハイレベルな技を駆使しながら、お客さんを巻き込んだ楽しいパフォーマンスで驚きや感動を届けている。

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フットボールパフォーマー

タクト
フットボールとあらゆる要素を融合したパフォーマンスで、ジャンルを横断し全国各地で活動している。
その瞬間でしか見られないライブパフォーマンスを披露します。

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パフォーマー(デビルスティック)

宮田直人
舞台公演団体「ジャグリング・ユニット・フラトレス」代表。
ジャグラー / 役者 / 作・演出家として舞台を中心に活動する。
デビルスティック、ハットを用いたジャグリングを得意とし様々なコンペティションで優勝・準優勝などの成績を収める。
2016年より、京都でロングラン公演中の舞台 ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』のジャグリングパートとして現在もレギュラー出演中。
ジャグリングのイベント企画やワークショップ講師、舞台アドバイザー等、幅広く活動し、多方面からジャグリング界を支えている。

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プロ車いすダンサー

奈佐誠司
高校生の頃からオートバイレーサを目指し、バイクの事故に遭ったのは18歳の時。以来車いす生活をしている。自由のきかない体に絶望し、自殺を図るが一命を取りとめた。そんな時出遭ったのが車いすダンス。
東京のスクールに通い続け、数々の賞を受賞するまでとなった。
プロダンサー・柴山道法氏と出会い、ユニット『Little Love』を結成。そして東京・六本木ヴェルファーレでバリアフリーなダンスイベントを大成功におさめた。現在では女性のダンサーも加わり更に磨きをかけると同時に“バリアフリー”をテーマに各地の学校、福祉施設等の講演活動に力を入れ、さらに タレント として メディアや舞台にも 活動を広げ活躍中!
大阪府堺市在住。

 

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ジーン イケダ

ジーン イケダ

バイク好きな元イタリア料理シェフ。セカンドキャリアとしてライターの世界に飛び込み、今は書きたいことが溢れている。いつか自分の人生を言葉にすることが目標。