元イタリアンシェフライターが語る、これからの季節にぴったりなキャンプの話

元イタリアンシェフライターが語る、これからの季節にぴったりなキャンプの話

皆さんこんにちは。元イタリアンシェフのジーンイケダです。

私はアウトドア系の遊びが大好きで、10代から20代にかけてキャンプやバーベキューなどを頻繁に楽しんでいました。ですが20代半ばごろから仕事が忙しくなり、時間が取れず、いつの間にか遠ざかってしまいました。

ですが今年、一念発起して、バイクでキャンプツーリングの旅に出ることにしました。そして手放してしまっていた道具類を再び買い求めたのですが、そのときに改めて知ったことや、気が付いたことを話そうと思います。

 

キャンプブームの真っ最中

久しくアンテナを張っていなかったので、全く気が付いていませんでしたが、アウトドア系の遊びはブームになっていました。

中でもキャンプが大ブームで、ファミリー層はもちろんですが、なんと若い女性たちの間でファンが増えています。

一昔前の「ワイルドでちょっとむさ苦しいオヤジの遊び」というイメージから、ずいぶん変わってきているようです。

 

女性に人気が出たきたワケ

アウトドア系の遊びが、女性に人気が出てきた理由にはさまざまな説がありますが、私も共感した二つの説を紹介しましょう。

Instagramの流行

まずは「映え」です。

SNS投稿するための、楽しそうなシーンや美しい景色の写真が、簡単に撮れるからです。確かに山や海では、景色をバックにすれば、テントの設営やバーベキューの準備中のちょっとしたシーンでも「映え写真」になりますものね。

Instagramで「キャンプ」を検索すると、女性の投稿者が数多くいます。

火付け役「ゆるキャン△」

もうひとつは、「ゆるキャン△」という漫画がブームになったから、という説。もっともこれは説というより事実です。

これは女子高生が主役のキャンプ漫画ですが、それがアニメにもなり、ほのぼのとした癒し系のストーリーが人気でブームとなりました。

私もこの記事を書くために、ネットアニメを少し視聴しましたが、ストーリーやキャラクターがとても魅力的で、中毒性があることはよく分かりました。

しかし私が驚いたのは、キャンプシーンのリアルさです。さまざまな道具の使い方やキャンプのマナーなどがきちんと描かれています。そしてテントや道具類も、実際に存在するものが正確に描かれていて、まるで実写を見ているのと変わりません。「これを見れば、キャンプに出かけたくなるだろうなぁ」と、頷きました。

 

驚くほどのギア(道具・用具類)の進化

この記事を書くにあたり、取材を兼ねて、久しぶりにアウトドアフェアや大型専門店を巡ってきました。

もちろんアウトドア遊びから離れていたとはいえ、時々はショップへ行ったり、ネットで新製品の記事を読んだり、ギアのチェックはしていましたので、全くの浦島太郎ではありません。

しかし目の前に展示されている物は、キッチンツールなど小物から、テントやタープといった大物、ウェア類に至るまで、とにかくカラーバリエーションやサイズの多様さに驚かされました。

 

 

アースカラーかカモフラが定番だった30年前

私が知っていた頃のアウトドアグッズというのは、カラーバリエーションでは、モスグリーンやカーキ、ベージュなど地味な色ばかりでした。いわゆるアースカラーというヤツです。

テントもタープもクーラーボックスも地味色です。
渋い系と言えば聞こえはいいですが、個性を出す事は出来ませんでした。

ウェアなども、今のようなオシャレ系カモフラではなく、軍隊用そのままのカモフラ柄などが人気でした。そういうところが、オッサン臭くて女性が近寄り難かったのかもしれませんね。

 

キャンプの種類

キャンプにはいくつかの形態がありますので説明しましょう。

デイキャンプ

日中だけ行うキャンプ。野外で昼食の調理を行う活動、河原でのバーベキューなどのことを言います。

ツーリングキャンプ(キャンプツーリング)

オートバイや自転車やカヌーでのツーリングにキャンプで宿泊をすること。キャンプを目的としたツーリングなどをいいます。

オートキャンプ

車を使ったキャンプのことで、駐車スペースとサイトが一体化していて、車をテントの真横に停めることができます。また、キャンピングカーやキャンピングトレーラーなどで乗り入れることも可能です。1990年代にブームとなり、この流行がきっかけでファミリーキャンプに人気が出ました。

グランピング

グランピングとは、大自然を楽しみながらホテル並のサービスが受けられる施設類を指します。2015年頃から始まった、まだ認知度も低い新しいスタイルです。

通常のキャンプと違い、テントの設営や、料理をすることは全て施設側にゆだねてキャンプを楽しむことができます。キャンプ道具を持っていない層や、調理など手間をかけずに、手軽にキャンプを楽しみたい層から人気が出てきています。

しかし、自分で作業を行うことがキャンプ本来の楽しみと考えている層からは疑問視されています。

元々は英国人がアフリカでハンティングを楽しむ際、泊まる場所として、野外に家の家具をそのまま持ってきたのが始まり、と言えばイメージしやすいでしょう。

 

これから最高の季節がやって来ます

本文30年前と違って、ウェアやギアのバリエーションも豊富になり、さまざまな楽しみ方を選べるようになったキャンプシーン。これまで興味がなかった方も、ぜひ一度チャレンジされてはいかがですか?

これからの気持ちの良い季節、自然の中で深呼吸するだけでも、日々の疲れから解放されますよ。

次回は道具の種類や選び方について話そうと思います。

 

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ジーン イケダ

ジーン イケダ

バイク好きな元イタリア料理シェフ。セカンドキャリアとしてライターの世界に飛び込み、今は書きたいことが溢れている。いつか自分の人生を言葉にすることが目標。