社会派ライターの気付き。こころが疲れたら普段着でショッピングモールに行け!

社会派ライターの気付き。こころが疲れたら普段着でショッピングモールに行け!

最近、忙しくないですか。

忙しいだけならまだしも、ちょっと疲れていませんか。こころが。

それで、ちょっと飲みに行きました。

運悪く、どこも満員で、やっとの思いで入れたのは、お客がほぼいない居酒屋でした。なんでこんなに客がいないのかと、不思議でした。

そこで、はたと気づいたのは、他の居酒屋より照明が明るいこと。
ガラガラが丸見え。

明るすぎて、なぜか「まるでショッピングモールみたい」と思いました。

結局、楽しく過ごすことができたんですけどね。

ガラガラの店で楽しかった!なぜだ?

これはきっとショッピングモールのような仕掛けがあったからじゃないかと。ということで考えてみました。

ショッピングモールが明るいにはわけがある

ショッピングモールって明るくないですか。

化粧品を扱っているお店などは、まばゆすぎて、思わず目を細めるほどですよね。

あんまり明るいと、スマートフォンではないですが、“老眼”を意識しますよね。ちょっと大げさでしたが、ショッピングモール全体はとても明るいですね。

ショッピングモールには、生活に関わる様々なものが売られています。つまり、ショッピングモールに行くと、日頃の自分の生活、あるいは自分が理想とする生活について考えてしまいます。

これを置いたら心が和むと思うけど、置くところがないな…
あるいは、これはちょっと贅沢だな、これがあったらもっと便利になるな…
といったように。

ショッピングモールはとても明るいので、とても明るい場所で自分の生活について考えることになります。

明るい場所で考える。

そうするとどうでしょう。自分の生活も明るいものに感じてしまいませんか。本当の生活は違うかもしれませんが。

ちょうど、太陽が輝く晴れの日と、真っ暗で今にも雨が降りそうな空模様の日とでは、気分が違うという感じです。(ただし、今年の猛暑だった夏だけはちょっと違ったかもしれません)

気分が良い時の方が、ものごとを前向きに捉えやすい。

つまり、ショッピングセンターに行くと気分がとても良くなるわけですが、ついでに財布のひもまでゆるくなるところには、気を付けないといけないかもしれません。

ショッピングモールでのお作法

ショッピングモールへ行くと気分があがり、前向きになります。

ただし、私が見つけたショッピングモールでのお作法を守らないと、気分が落ち込むことになるかもしれません。

以下、そのお作法について述べていきます。

ショッピングモールには、みなさん、何をしに行くのでしょう。

今でこそ、ショッピングモールへお買い物に行きますが、昔はお買い物と言えば、百貨店でした。

私も覚えています。小さいころ、親に連れられて百貨店に行ったことを。

よそいきの服にちょっとおめかしして、行きました。お目当ての売り場で買い物をした後は、おもちゃ売り場を見て、値段を見るととても買えないようなおもちゃに羨望の眼差しを送りながら、最上階の大食堂へ。

お昼は、ケチャップライスに旗の立ったお子様ランチ。さらに屋上で乗り物に乗る、といったパターンでした。

ショッピングモールへお買い物に行くときにはどうでしょうか。昔ほど気合が入れるわけでもなく、普段着のまま行きます。

買い物を済ませた後のお昼ご飯も、特別な料理ではなく、フードコートでそこそこのものを食べる。そして、ふつうに帰る。といった感じでしょうか。

実は、いま述べた中にお作法があるんです。それは「普段着」です。

普段着で行くということ

普段着で行くということは、そう、友達の家に遊びに行くようなものです。この感覚が大切なのです。

ショッピングモールでは、様々なものを販売していますが、すべて生活に関係の深いものです。つまり、ショッピングモールでは、ライフスタイルを提案しているのです。

提案されたライフスタイルを自分のものと比較する。その際に、自分のものをかけ離れている、上流階級のものだと感じてしまうと、自分を卑下してしまいます。

百貨店はまさにそういうところでした。

しかし、人々は成長の神話を信じていましたら、提案されているライフスタイルが自分とかけ離れていても、「いつかは、実現させるぞ!」と意気込むことができました。

成長の神話が崩壊した今、そのような見せ方、見方は元気が無くなる、後ろ向きに考えてしまうだけです。ひょっとしたら百貨店が苦戦しているのはそういうことなのかもしれません。

そういえば、テレビのお笑いタレントさんも明るい、元気な芸風の人が多いと思いませんか。やっぱり、後ろを見てしまいがちな時代なんですね。

友達感覚で攻めてくるショッピングモール

百貨店ほど高級なものを置くでもなく、友達感覚で来ていたらどうでしょうか。

マダムではなく、友達がこれいいよと進めてくれています。これでこんなに生活が楽しくなるよ、明るくなるよと進めてきます。

「それなら手が届きそう」「自分もそうしてみようかな」と思えるわけです。

ほら、もう自分の生活を良くすること、楽しくすることを考えているでしょ。

明るい場所で自分の生活を前向きに考えながら、提案を受け入れていくことが可能になります。しかしよそ行きを着ていくと、昔の百貨店のお客のようにお店からの提案を自分とはかけ離れたものと考えてしまいます。

ですから、「ショッピングモールに行くときは普段着で」ということがお作法なのです。

悩みや不安があるときは、ショッピングモール

まるで友達が、生活の、ライフスタイルの提案をしてくれているようなもの。それがショッピングモールです。しかも、明るく前向きになれるように、自分たちの生活を考えるきっかけをくれます。

悩みがあったり、不安があったりするとき、人は自分の人生のこれからを前向きに考えにくいです。

そんなときは、ショッピングモールに行ってみてはどうでしょうか。友達が明るく、前向きになれそうな提案をしてくれます。その時は、もちろん「普段着」で行くことを忘れずに。

そういえば、件の居酒屋もガラガラすぎて他人を気にすることなくくつろぎましたし、もちろん「普段着」でした。

あなたも、「前向きになれる方法」を持っていますか!?

 

 

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篠原たけし

篠原たけし

教育現場からの人間観察を得意とする、好奇心旺盛ライター。フットワーク軽く、様々な角度から「おもしろ社会学」を発信。