元イタリアンシェフの潜入レポ 「アモーレミーオ イタリアに恋しちゃう?」 文末にパスタ作りのコツも書いチャオ

元イタリアンシェフの潜入レポ 「アモーレミーオ イタリアに恋しちゃう?」  文末にパスタ作りのコツも書いチャオ

めっちゃ楽しかったで!

11月3日・4日の両日、グランフロント大阪で開催されたイベント「アモーレミーオ イタリアに恋しちゃう?」の二日目に朝から出かけてきました。

薄曇りの空模様でしたが気持ち良い気候で、オープン間もない11時ごろから大勢の人でにぎわっていました。私も本当に楽しく過ごせた一日でした。

まずはマンジャーレ(食べる!)美味しいイタリア

元イタリアンシェフとしては、まずはフードブースのチェックです。

実は私、こういうキッチンカーに興味アリアリ。いつか自分でやろうという計画もあります。(今はライターに専念で、その計画は保留中ですけど)

各店それぞれメニューも提供方法も工夫されていて、参考になります。食いしん坊としては、見ていると全部食べたくなるのですが、友人の笹島シェフもリストランテ・イルギオットーネ・ディ・ピュとして出店していたのでそちらでランチ。

彼のパスタを久しぶりに食べましたが、やっぱり旨い。屋台でもお店と変わらない勢いで料理する姿に写真を撮るお客さんがズラリ。

お次はアモーレ(愛情!)いろんなイタリア愛に触れました

◆マンマ(お母さん)の愛

特設ステージではアドリアーナ・ヴァッローネさんのパスタ教室がありました。メニューは「トロフィエ・アル・ペスト」トロフィエというショートパスタのジェノバ風バジリコペースト和えです。

この料理はコロンブスが生まれたジェノバという有名な港町のあるリグーリア州の古典的な郷土料理。その場で試食をいただきましたが、私がリグーリアで研修したとき、その店のシェフの自宅でご馳走してもらったのと同じ味で懐かしく思い出しました。

アドリアーナさんはイタリア女性らしく会話のテンポの端切れが良く、大阪のおばちゃん風で、見ていて楽しい料理教室でした。

長くイタリア料理をやっていた私も知らなかった「1・10・100の法則」※1(文末に注釈)も勉強になりました。こういうのがマンマの愛情の知恵ですね。

◆クオーコ(料理人)の愛

料理人のトークショーはリストランテ・ポンテヴェッキオ、オーナーシェフ山根大助氏がゲストでした。独特のジョークを交えながら話す内容は、ほとんど同じ時代風景を見ながら過ごしてきた私には吹き出しそうになる話もあり面白く聞き入りました。

しかしイタリアから勲章をもらった話などは、さすが関西イタリアン大御所で、イタリアへの情熱と愛情を感じさせる逸話でした。

スーパーカー小僧に戻りました

私はバイク乗りですがクルマも大好きです。このイベントで楽しみにしていた事のひとつですが、ものすごい光景を見ることが出来て大興奮しました。何故かというと目の前にランボルギーニ、右を見ればフェッラーリ、左を見ればマセラーティが、ドーンと鎮座しているのです!

こんな隣り合わせにスーパーなおクルマさまが3台もいらっしゃる。いやぁ、これは圧巻でした。写真を撮りまくりです。本当はドアに手をかけてツーショット写真も撮りたかったのですが、さすがにそれはSPからNGが出ました。スーパーカーブームがあった小学生の頃に戻った気分で、ずっと眺めていたかったくらいです。

そしてカンターレ(唄う!)

イベントの最後を締めくくるのは若手人気ポップアーティスト、ヴィルジニオ氏のライブです。イベント前夜に行われた記者会見に行ったとき、ちょうど来日して直ぐに会場入りした彼が、サウンドチェックのために軽く歌ったのを聴きました。

私はその時からファンになり、このライブを楽しみにしていました。全身黒ずくめに決めたファッションと、独特の表現力。そして伸びやかな歌声が、陽が落ちてネオンに照らされた広場に響くと鳥肌が立ったのは私だけではないでしょう。感動的なライブでした。

チベディアーモ・トゥッティ(みなさん、また会いましょう!)

最後はスタッフ一同とゲストアーティストたちがステージに上がり、「アモーレ・オーサカ!」(大阪愛してるよ!)を連呼して「来年も会いましょう!」と叫んでいましたので、きっと来年も開催されるでしょう。

私としてはスタッフとして参加したいくらい開催を望んでいます。

イタリア料理の仕事を離れてもう5年近くになりますが、この一日で感じたことは「やっぱりおいらはイタリア大好き!」ということでした。楽しく過ごせて幸せでした。

グラッツェ・ミッレ!!(どうもありがとう!)

※1アドリアーナさんの「1・10・100の法則」

パスタを茹でる時の法則で、塩・パスタ・水(お湯)の割合です。私たち料理人は1%の塩分量という覚え方をしていますが、確かにこの方が覚えやすい。さすがマンマの知恵です。

  • ちなみに1%の塩分量というのは海水の塩分濃度と同じですからけっこう辛いです。
  • 茹でる時の塩分量は、一度ちゃんと計量して味見をして覚えておくと上手にパスタを作れるようになります。
  • パスタの茹で方はあくまで好みですが、袋に書いてある時間より1分程度早めに茹で上げて、ソースと絡めながら火を通す事で味の浸み込みも固さもお好みに合わせやすくなります。
  • これは私の持論ですが、失敗して美味しいパスタが出来なくても諦めずに何度も挑戦してください。そうすれば必ず美味しいパスタが作れるようになります。

公式プレスリリースより追記情報

2019年9月にはラグビーワールドカップが日本で開催されます。今年装いを新たにした花園ラグビー場(東大阪市)では日本チームの試合はありませんが、イタリアチーム戦が行われます。

それに合わせて在日イタリア商工会議所は、 イタリアフェスタ「イタリア・アモーレ・ミオ!」のスペシャル版としてイタリアラグビー協会とコラ ボレーションしたイベント「Piazza Italia 2019」を来秋大阪にて開催予定しています。

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ジーン イケダ

ジーン イケダ

バイク好きな元イタリア料理シェフ。セカンドキャリアとしてライターの世界に飛び込み、今は書きたいことが溢れている。いつか自分の人生を言葉にすることが目標。