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気持ちも経済面も自由でいたい。ワーキングマザーライターの、「わたしが働く理由」

こんにちは、駆け出しライターの鶴野ふみです。

ライターと本業を掛け持ちをしています。今年でそろそろワーキングマザー歴10年。子どもを育てながら、仕事をするのは正直しんどい…。つつましく、贅沢をしなければ、夫の給料だけでギリギリ生活できるはず…多分ですが…

なのに、なぜ、私は働いているのか。そのことについて考えてみました。

 

目次

働くことによって得られるメリット

そもそも、私は「仕事大好き!」「バリバリ働きたい!」、というタイプの人間ではありません。かといって、仕事が嫌いなわけでもありません。勤務中は頑張って仕事します。そこそこのやりがいも感じています。しかし、勤務時間が終わると「仕事?なにそれ?」な人間です。

そんな私が考える共働き家庭の最大のメリット。それは「経済的余裕が生まれること」。

経済的な理由から必要に迫られて働くというパターンもありますが、経済的な余裕は精神的な余裕につながると、考えています。お金があるからこそ、仕事をしているからこそ、心穏やかにいられるということもあるのでは?

 

もし経済的余裕が十分、あったとしたら…?

では例えば、夫の所得が倍増したら、私は仕事を辞めるのか?

おそらく、辞めないと思います。その理由こそ、私が「働く」ことに求めるものです。

 

1.自分の裁量で動かせるお金が欲しい

誰にも文句を言われずに自分で選んだモノを買いたい。誰の許可を得ることもなく、自分で自由に使えるお金が欲しい。(大金ではないですよ!多少のお金です。)もちろん自分のモノだけではなく、夫や子どものモノに対しても、です。

たとえ、買い物に失敗しても、くよくよと後悔したくないもちろん反省はしなくてはいけませんが、私の場合、そのお金の出所が自分であるということは、後悔の念をだいぶ軽くしてくれます。

 

2.誰かの●●がイヤだ

「××くんのお母さん」と呼んだり呼ばれたりも、早10数年。

最初は感じていた違和感もほとんど感じなくなりました。

結婚した当初、夫の名字で呼ばれることをこそばゆく感じたあの気持ちもどこへやら?

ライフステージが変化したら、同時に私の呼び方が変わったり増えたりしました。でも、増えていくのは「私がメイン」のものではなく、「誰かの●●」という呼び方。そうではなくて、私は私でいれる場所が欲しい。

ちなみに職場での私の呼び名はずっと旧姓です。これは単純に名前の呼び方の問題だけではなく、「誰かの●●」ではない、私自身を受け入れてもらえるように感じるのです。

3.配偶者と対等でいたい

「誰のおかげで生活できているんだ!」とちゃぶ台をひっくり返すタイプの夫ではありません。しかし、どうやら私は、経済的基盤すべてを夫に頼ってしまうことに引け目を感じるタチのようです。

「自分で稼ぐ」ことは、経済面だけでなく、私にとっては精神面にも自由を与えてくれます。「引け目を感じたくない」「対等でいたい」という気持ちが、働くことによって、バランスが取れているように思います。

また、仕事をしていると、夫も家事や育児に積極的に参加してくるようになります。もし、私が仕事をしていなかったら、「稼いでいないんだから、家事と育児は私がいなくちゃ」とパンクすることと思います。

 

辞めようと思ったことも…

一度、本気で退職を考えたこともあります。それは長男が1歳で保育園に入園したとき。入園してからの3か月間に長男は4回入院しました。

正直、大変過ぎて、当時のことはあまり記憶にありません。出勤しても、保育園からお迎え要請で、即退勤、なんてことはザラで、会社にもいろいろと迷惑をかけました。さすがに、「もうこれは無理だ。会社にも、息子にも無理をさせてる。そもそも何をしてるか、わからない」と、退職しようと思いました。

 

そんなとき、「辞めちゃダメよ。辞めるのはいつでもできるんだから。」という一言をかけてくれた人が。その一言に「とりあえずは有休を使いきるまで、いてみよう。辞めるならそのあと、辞めよう」と思いました。

 

幸いなことに、有休がなくなるまでに、長男は成長し、体調を崩すことも減りました。いろいろ悩むこともありましたが、そのまま今に至ります。

あの時、退職していたら、どうなっていたのか?それはわかりません。もしかしたら、専業主婦かもしれないし、転職しているかもしれない。正解はないと思います。

ただ、長男と私が今、笑って過ごせているので、辞めなかったという選択も正解のひとつなのでしょう。

 

ベストな選択は人それぞれ

どんな母親になりたいのか、どんな妻でいたいのか、そもそもどんな人間でありたいのか。その答えは人によって千差万別です。

家族との接し方やかかわり方、働くか働かないのか、働くならどんな風に働きたいのか、一度、自分の棚卸をして、ゆっくりと見つめてみるのもいいことだと思います。

私は?

と言えば、自分らしくあるために、経済的に自立をしたい、でも家族との時間も大切にしたい。

つまり、「いいトコどり」をしたい!

無謀にも?貪欲に!そのバランスを模索している最中です。

 

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