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「見えざる手」が奇跡を生んだ。ある子ねこの不思議な力

こんにちは。兼業ライターのポーリアです。

今回ご紹介するのは、この世には人知では予測できない「世界/力」があることを実感させられたお話です。

あなたもそういう体験をされたことがあるのではないでしょうか。

 

目次

なにが友人に起こったのか

友人から、不思議ですてきな話を聞きました。

ある町を探索する催しに参加した時のことです。

神社やその町ゆかりの名所を訪ね終わり、さあ解散ということになりました。

と、そこへ大柄な男性が子ねこを抱いて彼女たちのそばに現れたそうです。

 

生後2か月足らずの愛らしい子で、その近くのマンションの前で「ミャァ、ミャァ」鳴いていたので拾ってきたとのことでした。おそらく母ねことはぐれたものと思われます。

 

その男性は「わし、この子、連れていかれへんのや。誰か助けてや」と困っていたそうで、友人はとっさに子ねこを抱き上げました。

彼女はこれまでにも迷いねこを何匹か拾った経験があります。今もそのうちの2匹を自宅で飼っており、さすがに3匹目として家に連れて帰るわけにもいかないと思ったそうですが、胸にしがみつく子ねこをそのままにしておけなかったとのことでした。

 

彼女がその時とった行動とは

それで、どうしたかというと、そこから1つ先の駅前に彼女がよく行く「ねこカフェ」を思い出し、とにかくそこに連れていくことにしました。

仮に家に連れ帰るとしても子ねこを運ぶキャリーバッグがないと困るので、その「ねこカフェ」で借りようと思ったのでした。

 

運命の出会い

彼女はそこでさらに運命の出会いをするのです。

子ねこを抱いた友人を見た「ねこカフェ」のオーナー夫妻は友人に「なに、その子ねこ?」とびっくりしたそうですが、事情を話すと納得してくれました。

 

ここから思いもしない不思議なことが起こります。

カフェには若いカップルだけが来店していて、その子ねこを見たとたん、ふたりとも興味を示しました。

 

子ねこのあまりの可愛さに一目惚れしたカップル

子ねこのあまりの可愛さにすっかり魅せられている様子を観察していた友人は、「もしかしたら、このカップルが子ねこを受け入れてくれるかもしれない」と内心思ったそうで、「どうかこの子を連れて帰って!」と念じました。

 

そのカップルはこのカフェにはその日に初めて来店された客だそうですが、こんな小さい子ねこに遭遇するとは夢にも思っていなかったでしょうね。

しばらくすると、友人の願いどおりカップルが引き取ることを決心してくれたそうです。

女性が「今夜は私の家に連れて行きます」となり、男性が翌日自宅に連れて行くことになりました。

 

男性の家でくつろぐ子ねこにほっこり

その後、オーナーを通じてそのカップルの近況が友人に伝わるようになり、男性の快適なおうちでくつろぐ子ねこの写真を目にするようになったのでした。

ねこじゃらしで遊んだり、大の字でお昼寝したりと、幸せな様子が友人を喜ばせたのはいうまでもありません。

うれしそうにその子ねこの写真を見せてくれる彼女からは幸せオーラが溢れており、私まで満ち足りた気持ちにさせてくれました。

 

この不思議な出来事はなにを意味するのか

それにしても、不思議な出会いが積み重なってこんなすばらしい結果が生まれたことに私たちは「何かを」感じました。

それは「見えざる手」と言われる現象なのではないかと話し合いました。

 

友人がたまたま参加した名所巡り⇒あるマンション前での子ねこを抱いた男性からの声かけ⇒そこから1駅のなじみの「ねこカフェ」⇒カップルとの思いがけない出会い・・・

 

それらを思うと、人知を超えた「ある計画」が浮かび上がるのでした。友人と私は「子ねこが自分を飼ってくれる人を呼んだのだろう」と結論づけました。

 

私たちの周りでは時々こういう「不思議なできごと」がたまに起こりますよね。

私も何度もそういう経験があります。

 

そんな時は「見えざる手が招いたのでは?」と感じてきました。

さらに、友人の言葉で印象的だったのは、「ふつう可愛い子ねこを見たら、最初につい写真を撮ってしまうよね。でもこの時はそんなことは頭に浮かばず、とっさに子ねこを抱き上げていたの」というものでした。

 

動物好きな彼女が起こした奇跡

迷いねこを何匹も自宅で飼うほどの動物好きな彼女だったからこそ、「かよわい存在への愛情からの行動だったのだろう」とも言っていました。

無類のねこ好きな私にはその気持ちが痛いほどわかりました。できれば自分が引き受けたかったと思うほどでしたから。

 

この世には「原則/法則」というものが存在するのでは

このことを通して私たち二人は、「この世には予想もつかない、不思議なことが起こり得る」ということを再認識したのです。

ひとつの行動が次の行動を呼び、そのまた次への連鎖が起こるというある種の「法則」がそこには存在しているのかもしれません。

 

まとめ 連鎖にも良い結果と、そうではない結果がある

 

もちろんいい結果だけではありません。「負の連鎖」もそうですよね。

「何かの行動が次のできごとを生む」という「原則/法則」らしきものはこれまでもたびたび耳にしてきました。

そんなことを考えながら、私たちは有意義な時間を共有できたことを幸運に思いながら帰途につきました。

 

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