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火災保険会社から、災害被害のリフォーム詐欺について教えてもらった

今年は地震に台風、数々の災害被害がたくさんありましたね。

しかしまだ復旧は終わっていません。

かくいう私も、台風の被害にあった1人です。
家の火災保険に入っていたので、修繕はできそうで助かりました。

さて、その際に保険の方から聞いた話で、たいへん胸が痛むことがありました。

そこで「これはみなさんと共有せねば」と、筆をとることにしました。

台風の爪痕を実感する

おおきな被害をもたらした台風が去ってから、約1ヵ月ほどが経ちました。
大阪に住んで30数年経ちますが、覚えている限り、ここまで被害が出たのは初めてのような気がします。

ラッキーだったのかどうかわかりませんが、最大級の台風がきている最中、私は仕事で大阪を離れていました。

どれだけの被害かというのは、話には聞いていました。聞いているだけでも恐ろしく感じましたが、体験したことがないので想像がつきませんでした。

しかし、特に被害がひどかったのは関西空港付近の南大阪方面で、私の大切な人の実家がまさにその地域だったのです。

その人の家は半壊…いや全壊に近いほどの被害を受け、もうそこには住めなくなってしまったので引越しを手伝いに行くことになりました。

南海電車に乗ると、岸和田のあたりから急に風景が変わってきました。
空の澄んだブルーとは反対に、屋根に載っている濃いブルーのシート。

和歌山方面に進めば進むほど、その数は増えていきます。

台風の恐ろしさを目の当たりにし、胸が締めつけらる思いでした。
今もなお困っている人たちがいるのだと痛感しました。

やっと来てくれた保険会社

私の家も屋根の一部が飛んでいたりと被害があったので、火災保険会社に連絡をしました。

しかし膨大な被害の数で現状確認に行く日程が組めないらしく、待機すること1ヵ月。ようやく連絡がきて確認してもらえることになりました。

お話を聞いてみると、保険会社の人は関西支社の方ではなく東京支社から応援で来ているということ。人が足りていないので、何日か滞在して被害がひどいところから順番にまわっています。

親切な人で、詐欺被害が続出しているので気をつけるようにと教えてくれました。

遠方からの訪問に注意!詐欺の手口とは

保険会社の人から聞いた、詐欺の手口は以下の通りです。

訪問でやって来る工務店やハウスメーカー、リフォーム屋さんなど。

屋根のブルーシートをみて困っているなと思ったら、訪問して来ます。特にお年寄りの方を狙い「すぐに直しますよ」が売り言葉。そしてその場で見積もりをだし、その日のうちにハンコを押させ、契約をする。

しかしその会社は架空会社。実際には存在せず、お金だけとられて逃げられる。

次に詐欺をするときは違う会社を名乗るため、捕まえることは困難。

※関西在住であれば、関東の会社が訪問した際は怪しんでください!(わざわざ関東の会社の人が営業でくることは少ないということです)

困っている人の心につけ込む、ひどい詐欺ですね。

詐欺の被害にあわないための対策

保険会社に調査を頼んでいるのに、まだ対応してもらえていないお家もたくさんあると思います。

ですが、詐欺の言葉には決してのらないでください!
そしてインターフォン越しでお断りしてください。

必ず現状の写真を撮っておいて、信頼のできる近所の工務店に頼むのが一番ベストです。近所の工務店であれば、評判が悪くなると商売上がったりになります。だからこそきっちりと修繕してくれます。

誇りを持ってされている職人さんもきっとたくさんいらっしゃいますし、詐欺をする人ばかりではないのも分かっています。

ただ、ここでは対策の一つとしての理由を述べさせていただきましたので、職人さんが読んでいらっしゃったら悪く思わないでくださいね。

まとめ

もし私がライターではなければ、きっと周りの人に「詐欺の話を聞いたよ」と言って終わっていただろうと思います。

しかし友人・知人だけではなく、こうしてたくさんの方に伝えられる方法があり、ライターでよかったなと思えました。

今回のこの記事を読んで、少しでもお役に立てると幸いです。

周りでインターネットの環境がない方、わからない方、お年寄りの方がいらっしゃったら教えてあげてください。

少しでも被害がなくなることを願っております!そして、詐欺の人が、悪智慧を良い智慧に変えて、人の役に立つように使ってもらえることも願っております!

災害被害は復旧されるまで続きます。この度の被害に遭われた方に、謹んでお見舞い申し上げます。

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