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【ライター基礎講座 受講生コラム】「エイヤー!」と飛び込んだ大阪もの書き隊 基礎講座からの成長の1年を振り返る

クラウドソーシングからWebライターを始めて数カ月。やっと書く仕事を頂けるようになった。しかし、文章の書き方も自己流。このまま書く仕事を続けていけるか不安だった。

今、自分から飛び込んでいかなければ何も始まらない。
隊長面談を受け、「エイヤー!」と、もの書き隊入隊を決めた。

……あれから1年が経つ。改めて振り返ってみると、私のライター人生は、ものかき隊がなかったら始まってもいなかったと思うし、続けられなかったと思う。

何があったから続けられたのか。振り返ってみたい。

目次

隊の交流

ものかき隊の活動は、SlackとZoomでのオンラインが中心だ。交流会や定例の部活動で、日本全国の隊員とZoomで毎月顔を合わせる機会があり、文章やマーケティングの専門的な情報が共有される。リアルではまだお会いしたことがないけれど、オンラインで会話をし、この1年でたくさんのライターさんとつながることができた。

その他にも、自分のライター活動を報告して励まし合える場所がSlack上にある。私は、「クラウドソーシング道場」を活用させてもらった。先輩方にもお世話になりながら、クラウドソーシングも続けることができ、活動の励みになった。

ものかき隊には活動している時の不安や悩みがあっても、誰かに相談できる安心の場がある。自主的に関わり、活動を続けていくとライターとしての視野も広がっていく。ライターの力も底上げできるありがたいコミュニティだ。

オンラインジム

1か月の文章量を可視化する書く筋トレジムのような場所がSlackにある。ライターとして仕事で書いたもの、個人でSNS発信したものをどれだけ書いているのか報告する。報告するには、とにかく書かないと積みあがらない。

最初は1万文字目標に設定した。自分の言葉で書いたものでは全く届かない状況だった。プロの文章の写経をするのも学びになると聞き、考え方をあらためて、学生時代の受験勉強を思い出すくらい無心で手を動かす。3か月目には自分の書いたもので1万文字を超えられた。

小さな歩みかもしれないが、筋トレジムのように、書く分量やスピードも書けば書くほど鍛えられる。毎日の生活の中に「書く」時間を意識的に作れるようになったのは大きな収穫だった。継続は力なり。目標未達の時もあるけれど、先月の自分よりも書けるようになろうと今も毎月報告を続けている。

肩書とキャッチフレーズ、そして仲間と

入隊して最初に3か月基礎講座を受講する。

基礎講座の同期メンバーは、私を含めて4人。
毎月1回Zoom上で顔を合わせる。

4人の共通点は、言葉を誰かに届けるために「ライティング」しているところ。小説家、取材やインタビューライター、インハウスライター、セールスライターの世界。年齢も職業も書くスタイルも書いている場所もみんな違う。だからこそ、多様な価値観に触れさせてもらえて刺激になった。

「どんなものをあなたは書いていますか?」と聞かれた時に、自分の書いている世界観がひと目で伝わるものがあれば、お仕事にもつながりやすくなる。それが肩書やキャッチフレーズだと隊長の本田さんに教わり、基礎講座の最終回には、自分の肩書やキャッチフレーズを考えて発表した。

ブラッシュアップしていくとまた変わるかもしれないけれど、

私は、肩書を「人と時をかこむライター」
キャッチフレーズを「人と暮らしにやさしい言葉の息吹をお届けします」

に決めた。

もともと子育てをしながら介護の仕事をして、ライターに転身している。インタビューや取材を通して、暮らしに寄り添い、働く人の息づかいを届けられるライターになろうと言葉に想いをのせた。

文章を書く技術ももちろん大切だけれど、ライターの自分の存在を相手に知ってもらうために一言で表す言葉。名刺に肩書をいれたり、クラウドソーシングやSNSのプロフィールの見出しにキャッチフレーズを書いたり。

「何をしている人なのか」「どういう発信をしているのか」が相手に伝わると、安心感にもつながり、声もかけられやすくなる。基礎講座のおかげで、自分の軸を最初に時間をかけて考えられたのが良かった。SNSでの交流も増え、やり取りが楽しいと思えるまでになった。

今年に入ってからはクラウドソーシング以外の所からも仕事のご依頼を頂けるようになってきた。

1年前に「エイヤー!」と飛び込んでから、ライター活動の中心にコミュニティがあり、多様性を認めてもらえる場で、たくさんの経験をさせてもらい、おかげさまで充実した日々を送れるようになった。

私は、大阪ものかき隊があったから。ライター活動を続けられている。

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