真実はいかに?人気ライターを見極めるなら「1月10日前後の予定」を聞け!

真実はいかに?人気ライターを見極めるなら「1月10日前後の予定」を聞け!

編集者として様々なライターを見てきたが、大別すると

・本当に忙しく、ビジネスとしても大成している人気ライター
・忙しいフリをしているが、それほど仕事を受注できていないライター

が存在する。

この見極めこそ今後のビジネスを左右するのだが、意外と判断が難しい。

そんな中、私がいつもやるのは、12月25日以降、そして1月10日前後の予定をわざと聞くということ。シンプルだが、実はここに仕事が入っているかどうかで人気度を見極めることができる、というのが長年の経験に基づく感覚だ。

もちろん100%正しいわけではないのだが、自分のスケジュール帳またはGoogleカレンダーを確認して欲しい

駆け出し&売れないライターほど、年末年始をきちんと休む

 

働き方が多様化している中で誤解を恐れずにいうと、駆け出しのライター、また売れないライターほど年末年始をきちんと休む。

休むというか、仕事がないから休みなのだろうが、
それを反省することなく
「クリスマスもおわってお正月が近いから」とか
「お正月はビジネスも止まるから」とか
タイミングや環境を理由にして、堂々と休んでいるのだ。

でも、考えてみて欲しい。
会社勤めをしている方が、12月の最終週にどれだけラストスパートをかけるか働いているかを。
年明けの業務がスタートする1月第2週目に、どれだけ大量の問い合わせを処理しているかを。

企業規模、職種によって違いはあるだろうが、それほど世間の会社員は休んでいない。

 

単純比較はできないとしても、概ね収入や社会保障の面で充実していないであろうフリーランスのライターが仕事もせずに休んでしまっているとなっているなら、ちょっとは自分に不安を感じた方がいいと思うのだ。

制作フローを考えれば、年末年始こそ仕事が詰まってくるもの

2019年時点において、ライターが書いた文章が使われるのはウェブサイト、ブログ、SNS、新聞・雑誌、書籍、紙製の広報ツールといったところだろう。

それらの制作フローとスケジュール感からすれば、2019年の場合

~12月20日:ウェブ関係ならアップ前のデザイン、紙系なら初校出し
~12月27日:(年内決着物なら)校了に向けた修正作業、公開
~1月3日:1月第2週目の前半締め切りの原稿完成
~1月10日:(1月中の決着物なら)初校出しー校了に向けた修正作業

となっていくはずであり、正月三が日を外したとしても、まあ普通に考えて忙しい。

私のようにライターをハンドリングする編集者も、今週は複数案件を処理する日々であり、年明けの締め切りラッシュに向けて受ける体制を考えているところである。

時間外でクリスマスを楽しめばいいか、と思いながら夜もPCを開く。これが実状。
どうか今一度、自分の尺度が正しいかどうかを再考してもらいたいものである。

 

「あれっ、1月第2週に仕事の予定がない!」という人が見直すべきPOINT

 

さて、ここまで記事を読んで、マズいと思っている人もいるはずである。

そんな方には、まず2018年の年末年始を思い出していただいた上でアドバイスを参考いただければと思う。
まず、2018年の年末年始も仕事がなかったライターさんは、どう考えても、営業が不足している。

どんなに腕がいい文筆家も、何もせずして仕事が来ることはない。人脈だったり、過去の取引だったりが奏功して仕事につながっていると思うのだ。メールでも電話でも、クラウドサービスでも人脈でも、なんでもいいから営業の行動量を上げていくべきだ。

 

 

他方、2018年の年末年始は忙しくしていたライターは、受注できない理由(原因)がきっとある。
物言いが偉そうだとか、平気で納期から遅れるとか、何か不義理をしたとか。

もしかしたら些細だと思ってしまうようなことかも知れない。
でも、些細かどうかは相手が判断することであって、そこに心当たりがあるなら行動を改めた上で営業をするべきだ。

それでも心当たりがないのなら、新規獲得に動くべきだ。

幅広く仕事を受けている編プロ、私のようなフリー編集者からの紹介を狙う、そして大阪ものかき隊のようなコミュニティーに所属してもいいだろう。また、クラウドソーシングでコツコツ提案していくということもアリだろう。

あとはメールでいいから、過去の取引先にコンタクトを取ってみるのもオススメしたい。

私自身も、半年に1回は関わるすべての方にメールを送るようにしている。
面倒とか、勇気がないとか、そんなことは乗り越えて、やってみてほしい。

ここで気をつけるべきは、変なプライドを捨てること。
大事なことは、ビジネスを回して稼げているかであって、文章の質や過去の栄光など関係ない。

稼げていないなら、頭を下げてでも仕事をするべきだ。あくまで個人の自由ではあるが、収入がいかに大切であるかを目を背けることなく受け止めて、考えてみてはどうだろうか。

さあ、いよいよ開幕する2020年。

私自身、そして私が関わるすべてのライターが最高の仕事始め、スタートダッシュを飾ってほしいと思っている。

そのためにできることは何か。2019年の残された時間を有効に活用して欲しい。

 

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小田宏一

小田宏一

美容室グループの広報担当と出版社の書籍編集者、ライターコミュニティ「大阪ものかき隊」マネージャーを兼務するパラレルワーカー。ライター歴16年。