【ランサーズの歩き方①】ランサーズ登録1年、天狼院書店ゼミ出身ライターの「セカチューのすすめ」

【ランサーズの歩き方①】ランサーズ登録1年、天狼院書店ゼミ出身ライターの「セカチューのすすめ」

毒舌な兼業ライターの椿れもんです。

お蔭様で、クラウドソーシングで本格的にお仕事をさせていただくようになって、1年が経ちました。

「椿れもん」というライターネームは、2週間かけて画数や音の響きなどを考えに考え抜いた、3つの候補案のひとつでした。最終的には、WEBライター養成講座のお仲間さんに相談して、ダントツの一番人気となったこの名前に決めたのだったなぁ、と懐かしく思い出されます。

 

そこで、祝・椿れもん1周年感謝企画として、新たにクラウドソーシングでWEBライターを目指す人たちに、「ランサーズの歩き方」を数回に分けてお伝えしていこうと思います。

第1回目となる今回のテーマは、「セカチューのすすめ」。

書いてもお金にならない、賞レースで結果が出ない等々お悩みのあなたにも、きっとお役に立つ内容が含まれているはずです。ぜひご一読くださいませ。

 

実は私、「昔の名前でも出ています」。

私は、クラウドソーシングでWEBライターとしてお仕事をさせていただくようになる前から、あるメディアにおいて別のペンネームで記事を書いていました。といっても、仕事としてではありません。

受講料を払ってライティングを学び、課題投稿という形で毎週2000字以上の記事を1本以上書いていたのです。

もっとも、投稿したからといって掲載が約束されているわけではありません。最初のうちは、何度もボツになりました。それが悔しくて、掲載されている他の受講生の記事をひたすら読んで、とにかく書いて、書いて、書きまくりました。

メインとなる基本のゼミ以外に、オプションというかスピンオフというか、さらに別の関連ゼミも受講している場合は投稿権が増えるので、多い時だと週に3本投稿したことも。

 

ゼミを主催している書店の公式サイトによると、「これまで累計6,500名様以上にご参加いただいた」と記載されている(2019年10月12日現在)ゼミなので、受講していない方にもかなり知名度があるのではないでしょうか?

「書店界の黒船」と呼ばれ、連日連夜およそ書店らしからぬイベントを開催し、新店舗を次々にオープンさせ、メディアでもたびたび話題となっている、あの書店。

ええ、そうです。私は、天狼院書店のライティング・ゼミの元受講生です。

今でも、私が昔のペンネームで書いた記事が、20記事ほど掲載されています。

 

あの天狼院書店のゼミのカラクリ

天狼院書店のゼミの受講生が課題投稿として書いた記事のうち、一定基準をクリアしたものは「メディアグランプリ」という名の特設ページに毎週アップされ、1週間のアクセス数に応じてランキングが発表されます。

自分の書いた記事が、無条件ではなく選ばれて掲載され、順位がつくという仕組みは、書き手にとってかなりの励みになります。熱心な受講生は、講評に一喜一憂しながら夢中で書き続けます。

次第に掲載率が上がり、さらなる執筆欲が湧いてきた私は、上級コースへ進級。受講期間は、トータルで10ヶ月間にのぼりました。

月に1~2回の講義と週に1回の投稿&フィードバック。真面目に取り組めば、読ませる記事を書く力が付いてきます。受講生はそのために受講しているわけですから、それこそが大きな価値の一つであることは間違いありません。

ただ、理由はともかく、投稿しない受講生もたくさんいたようです。

それはなぜでしょうか?

時間的な理由や、書くモチベーションをどこに置いているかにもよると思いますが、「誰のために」「何のために」書いているのかという自問自答を繰り返すうちに、「投稿することが自分の求めている未来に繋がっていると思えない人」が、相当数いたのではないか。私はそう分析しています。

 

運営側の立場から考えた時、投稿記事を読んで個別にフィードバックするというのは、結構な手間と時間のかかる作業です。

Facebookグループページ内で、オウンドメディアに掲載されたことを知らせるスタッフさんからのコメントが、深夜3時前後に書き込まれていたこともありました。

運営側がどれだけ多忙であっても、そこまでしてゼミを開講し続けるのは、当然ながらその意義や価値があるからに他なりません。

ゼミの受講料という形で定期的に収益が上がるだけでなく、受講生が競い合って面白い記事をタダでどんどん書いてくれて、それをオウンドメディアに掲載すれば、喜んで拡散までしてくれるわけです。

おのずとホームページのアクセス数アップが期待できますよね。非常によくできた仕組みだと思います。

 

捨てる神あれば拾う神あり!?

ランサーズに登録して間もない頃は、低単価のタスク案件を数多くこなし、実績件数を増やすことに専念するのが近道でした。急がば回れですね。

一から調べないと書けない案件もありましたが、面白いテーマのコラムや体験談募集の案件もあって、私はあれもこれも書けそうでテンションが上がり、わくわく&ニヤニヤしながら取り組んでいました。

私が書店のゼミ受講時に課題投稿してボツとなった記事は、箸にも棒にもかからなかったレベルのものから、かなり惜しかったものまで様々ですが、ざっと30記事ほど。

それらのボツ記事の一部をベースに手直ししたら、簡単に仕上がる案件がランサーズのタスク案件には豊富にありました。

また、1作10円のポエムも複数納品しました。これは、過去に自費出版した詩歌集の中からのリメイク。

とにかく使えるものは何でも使うとばかりに、ボツ記事からSNSでの過去記事まで、ありとあらゆるものを使ってランサーズでの実績を積み上げることに集中し、短期間で実績件数と小銭を稼ぎました。

書店のゼミで課題投稿として書いた記事は、掲載されてメディアグランプリの上位にランクインしたところで、1円にもなりません。でも、ランサーズのタスク案件の中には、ボリュームは様々ですが、1記事が数百円のものも転がっています。

日の目を見ていない自作のボツ記事をアレンジしても、盗作だと言われる心配は要りません。

それどころか、感謝されて報酬が支払われるのです。まさに、「捨てる神あれば拾う神あり」だなぁとしみじみ思いました。

 

早い者勝ちのタスク案件の中から、オイシイ条件のものを見つけて次々に仕上げていくためには、一から書かなくてもいいベースを持っているのが大きな強みとなります。

今、もしあの書店のゼミを受講中、もしくは過去に受講していた人で、なかなか掲載されずフラストレーションが溜まっていたという人がおられたら、ランサーズをはじめとしたクラウドソーシングのタスク案件にトライしてみることをおすすめします。たとえ数百円の小銭であっても、お茶代くらにはなりますからね。

 

あなたの文章はなぜ売れるのか?

コツコツと実績を積み上げながら、私はランサーズ登録から3週間ほどで、少しずつプロジェクト案件のお仕事を受注できるようになりました。

とても嬉しい半面、徐々にいろいろなジャンルの記事を書かせていただくにつれて、

 

「なぜ、私のような駆け出しのWEBライターに、クライアントさんはこんなにお金を払って、リピート依頼してくださるのだろう?」

 

と、素朴な疑問を持つようになります。

今思うと、決して相場より高い金額だったわけではなく、むしろ安い金額だった案件も少なくなかったです。受注したプロジェクト案件は、WEBサイトの運営を請け負っている企業の下請けとして出ているものもあれば、個人で複数のブログ運営をして、広告収入で生計を立てているクライアントさんからの案件もありました。

ブログで集客するためには、記事の質は良いに越したことはないものの、基本的には量とスピードが必要です。それは、依頼主が法人であっても個人であっても同じ。

私がたくさんお仕事を受注した、とある占いコラムに関して言えば、運営者の方は占いに詳しい人ではありませんでした。

ブログの枠組み(場)を用意している人と、その枠の中でせっせとコンテンツをこしらえている人が、全く別の人であるのはよくあること。

クラウドソーシングでWEBライターのお仕事をさせてもらうまで、私は恥ずかしながらこの事実をきちんと理解できていませんでした。

たとえ駆け出しであっても、読み手の興味関心を引くテーマの記事を納期厳守で書いてくれるなら、お金を払ってでも依頼したいクライアントさんがたくさんいるのです。

書店のオウンドメディアに毎週アップする記事を、クラウドソーシングで発注する必要もなく、書店スタッフと受講生が無報酬で競い合って書く仕組みが、いかによくできているか。改めて痛感しました。

 

クラウドソーシング界の中心で、自分の文章がお金に換わる喜びをさけぶ

自分の名前が記載される署名記事でなければ嬉しくない人にとって、クラウドソーシングで出回っている多くのゴーストライティング案件は、価値が低いと感じるかもしれません。

でも、いくら書いて送ってもボツばかりで気が滅入るという人は、気晴らしにクラウドソーシングで腕試しがてら小銭稼ぎをしてみてはいかがでしょうか。

例えば、小説コンテストで入賞できるような作品でなくても、800字から2000字くらいのショートストーリー1本で数百円~2000円程度の収入になれば自信がつきますし、本数をこなせばそれなりに稼げる可能性もあります。

共感や賞賛を得ることで、書き手としての承認欲求を満たされる部分があることは否定しません。

でも、大の大人が貴重な時間を使って書くなら、誰かの役に立って喜ばれて、相応の報酬が得られるに越したことはないと思いませんか。

 

私は、自分の話す言葉と書いた文章で生きた証を残したい、と強く思っています。

それこそが、次世代に残す魂のDNAであり、私は生涯シンガーソングライターとして「言の葉の系譜(うた)」を歌い続けたいのです。

 

自分でお金を払ってカラオケボックスで歌う素人段階から、ホールやドームでコンサートを開催して満席になるところまで、歌い手の世界もピンキリですよね。

ランサーズの低額タスク案件をこなしていた時代は、私にとってストリートミュージシャンの投げ銭スタイルのようなイメージでした。文字単価や記事単価が上がっていき、受注件数が増えて大きなお仕事をいただけるようになるのは、演奏させていただくステージの規模が変わるのと似ています。

クラウドソーシングの世界のトップ企業であるランサーズで、認定ランサーの称号を得てお仕事をさせていただけている今、私はまさに世界の中心で叫んでいるという実感があります。

 

まとめ

リライトや調べて書くまとめ記事は、ものまねやカバー曲のイメージ。それで売れるのはもちろん嬉しいけれど、やっぱりオリジナル曲で売れたいという思いは、誰しもあると思います。

それはきっと、WEBライターの世界も同じ。

オリジナル記事がバズり、売れるその日のために、ボツ記事や未完成のネタの種に至るまで大切に残しておき、ここぞという時に有効活用しながら、たくさんの歌を作り、歌い続ける。

ランサーズでWEBライターとして生きていくなら、そんな風にエコでしたたかな歩き方がおすすめです。

 

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椿れもん

椿れもん

ライティングを学んで3年、2018年秋から兼業ライターとして活動を始めました。 それ以前は、10代、20代の頃に詩歌集を自費出版、30代では共同出版の経験があります。また、起業家コミュニティで11年間、メルマガ編集責任者をしています。