兼業ライターが激白、“一晩いくら”で働く女の夜のオシゴト赤裸々話

兼業ライターが激白、“一晩いくら”で働く女の夜のオシゴト赤裸々話

WEBライターの椿れもんです。

私は、文章を書く仕事以外にも、いくつもの仕事を掛け持ちしている、兼業ライターです。

実は、3年ほど前から、夜のオシゴトもしています。

今日は、そんな夜の世界のことを、赤裸々に書いてみようと思います。

 

長い夜の憂鬱

はぁ。今日もこれから長い夜が始まります。

狭くて空気が悪い部屋に閉じ込められて、翌朝まで外へは一歩も出られません。

お呼びがかかり続ければ、ろくに食事もさせてもらえないし、夜中だろうが朝方だろうが、容赦なく叩き起こされます。

多い時だと、ひと晩で10人以上の相手をさせられる日もあります。

客から病気をうつされるリスクも高いです。

 

毎日なんてとても無理。

人手不足の時期に、週3回ペースで入ったことがあったんですが、あの時は、心身ともにすり減って、ボロボロになりかけていました。

 

ベッドの空きが少ない日は、心からホッとします。嫌な客の相手をしなくて済むから。

いつも満床だったら良いのに……。

何度思ったことでしょう。

 

自分なりに「客あしらい」のコツを身につけて、どうにかこうにか続けています。

続かずに辞めていく同僚が多い中で、私はいつしか古株になっていました。

自分で言うのもなんですが、今ではいわゆる「売れっ子」的ポジションです。

 

私が「一晩いくら」の夜の世界に飛び込んだ理由

できることなら、こんな仕事はしたくない。それが本音です。

でも、そうもいかないのが現実。一日は、どんな人にも等しく24時間。

自由に動ける時間を確保しながら、必要な収入を得るために、私は不規則な勤務を複数掛け持ちする道を選んだのです。

 

できるだけ昼間の仕事で埋めようとしたのですが、特殊な能力や人並み外れた体力があるわけでもない私にとって、効率良く稼げる方法は限られていました。

 

結局、寝ている時間をお金に換える方法を選ぶのが最も現実的、という考えに至ります。

かくして私は、「一晩いくら」の夜の世界に飛び込んだのです。

 

薄汚いカーテン1枚に隠れて済ませる夕食

今夜は、もう既に7人の相手をしました。

まだ明るいうちから、新規の飛び込み客が続いて大忙し。

私は客の目を盗んで、薄汚いカーテン1枚に隠れるようにして、5分で夕食を済ませました。だって、腹が減っては戦ができないでしょ?

 

また客が来ました。これで8人目。

まずは、受付で客の身元確認から。差し出された健康保険証のコピーを取ります。

7ケタの数字を入力し、客のカラダに関する、絶対に外へ漏らしてはいけない個人情報が満載の「カルテ」と呼ばれる用紙を発行します。

いよいよ、ベッドのある部屋に客を案内です。

 

次に、ナース服に身を包んだスタッフが、客の体温と血圧を測ります。

そして、白衣を着たスタッフが、客の胸に聴診器を当てます。

これは、“そういう趣味嗜好”の客向けのプレイではありません。

スタッフは皆、国家試験に合格した有資格者ばかりです。

 

もうお気づきですよね。

ここは、地域の中堅病院内にある救急外来。客とは患者のことです。

そして、私は事務当直スタッフ。売れっ子風俗嬢ではありません。

 

昔取った杵柄

私は過去にも、医療事務の仕事をしていた経験があります。

医療事務の資格を取り、苦労してやっと決まった個人医院で働き始めるも、突然の閉院が決まって、わずか10ヶ月足らずで退職を余儀なくされました。

 

もっとも、閉院という現実が無くても、遅かれ早かれ私は医療業界から足を洗っていただろうと思います。

医療費の不正請求の片棒を担がされるような経験もあったし、とにかく短期間に医療業界のドロドロした嫌な部分を知りすぎてしまったことで、私は自分の仕事に誇りを持てなくなっていたのです。

 

 

せっかく一生懸命に勉強して資格を取って、苦労して転職をした医療事務の仕事なのだから、簡単に辞めるのはもったいない。

そう自分に言い聞かせて、騙しだまし続けていただけでした。

閉院が告げられた時、どこかホッとしている自分がいました。こんなにも堂々と、好条件で辞められるタイミングが来るとは夢にも思わなかったからです。

 

自己都合ではなく会社都合での退職の場合、雇用保険の失業給付金がすぐにもらえます。

私は会社都合の退職(つまり解雇)について徹底的に調べ、自分が最大限有利になる交渉をしました。

 

「人生万事塞翁が馬」

わずかながら退職金も手に入れ、退職後は失業給付金をもらいながら職業訓練のスクールに通うことに。

当時、パソコンはまだ過渡期でした。

私は、情報科学系の科目が充実した大学で学んでいたのですが、ちょうど『Windows95』が登場する直前だったのが不運でした。ワープロソフトである『一太郎』や表計算ソフト『Lotus1-2-3』は使いこなせましたが、WordやExcelの操作にはなかなか馴染めずにいました。

職業訓練ではOAインストラクター講座を受講することにしました。パソコンの電源の入れ方やマウスの操作から教わる基礎講座はご免こうむりたくて、少々背伸びをしての選択でした。

結果的にこの時に学んで身につけたスキルが、今でも大きく役立っています。

「人生万事塞翁が馬」と言いますが、まさにその通りですね。

 

石の上にも? 夜のオシゴトも3年目

その後は、福祉関連のベンチャー企業に転職しましたが、母のうつ病をきっかけに退職。

アロマセラピストとして起業するも、現実は厳しくフリーター状態に。父の死後、ひょんなご縁で婦人雑貨店のショップオーナーとなるも、5年半で完全撤退。

2016年の夏、約15年ぶりに舞い戻ってきた医療業界は、決して楽しい職場ではありませんが、寝ている時間をお金に換えることができるという点は、本当にありがたいことです。

 

派遣元からは、外出しない限り、急患が少なくて暇な時は、テレビを見ようが本を読もうが、基本的に好きなことをしていて良いと言われています。

夜勤を始めた当初は、占いの勉強でもしようと思っていたのですが、翌2017年から某書店のライティング講座に通うようになり、書く時間に充てるのがすっかり習慣化しました。

まとめ

病院での事務当直は、クラウドソーシングでWEBライターの仕事をする私にとっては、かなり都合の良い、夜のオシゴトです。

えっ? 私が具体的に一晩いくらで働いているか知りたいって?

それは、ナ・イ・シ・ョです。

 

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椿れもん

椿れもん

ライティングを学んで3年、2018年秋から兼業ライターとして活動を始めました。 それ以前は、10代、20代の頃に詩歌集を自費出版、30代では共同出版の経験があります。また、起業家コミュニティで11年間、メルマガ編集責任者をしています。