公式Twitter配信中!>>

【ライター基礎講座 受講生コラム】ルールは「失敗してもOK」だけ。ここから見つける自分のライタースタイル

「Webライター」と名乗って約一年。

きっかけは、「書くことは嫌いじゃないし、お小遣い稼ぎ程度にやってみようかな」という思いからだった。

始めの数ヶ月はWebライターの仕事が楽しかった。いくつか原稿を書いて、報酬もいただいて、諸々右肩上がりではあった。でも、数ヶ月前からなんとなく「モヤモヤ」が付き纏って、どれだけ手を動かしても消えなかった。

ひとりで作業するのに行き詰まったのかな?誰かと一緒に頑張りたいのかも?

所属欲のような欲求もあり、「関西 ライター コミュニティ 講座」
こんなワードを検索窓に打ち込むと、Googleさんが「大阪ものかき隊」を教えてくれた。

ものかき隊の講座を受けて3ヶ月。
ただただ「仲間ができて嬉しい!」では終わらなかった。

自分が後回しにしていた「なんで私はライターで稼ぎたいのか?」=「モヤモヤ」を砕く機会になった。

目次

なんとなく諦めていた”Webライター”以外の選択肢

講座の中での問いに全く答えられなかった。

「自分はどんなライターになりたいのか、文章を通して成し遂げたいこと(=ミッション)は何なのか」

Webライターの仕事を選んだのは、「書くのが苦じゃないから」「未経験でも始めやすくていいな」「自分の化粧品ぐらい買えたらいいな」「子育てしてるから融通の効く仕事がいいな」とか、求人情報に載っているような条件面だけを見ていたからだと思う。

で、一度選んだんだから方向転換せずにスキルを積み重ねていかないといけない、となんとなく感じながら執筆をこなしていた。

正直、Webライターでなくても未経験から始められる在宅ワークはいくらでもあるし、自分の化粧品を変えるほど稼げるはずだし、子育てと両立できるぐらいフレキシブルな条件の求人もある。

商業ライターをされている隊長・本田さんとのキャリア相談会にて、「マーケティングが好き」「書くならお金にしたい」など商業ライターをする目的や楽しみを明確に持っていらっしゃるのを目の当たりにして、私が抱えていた「モヤモヤ」の原因は、稼ぐ方法=Webライターである必要性がぼんやりしていたことだったと気づいた。

本田さんからいただいたアドバイスは「一旦離れてみるのもあり」「全く違った環境に飛び込むのもあり」。

これらを受けて、ぼんやりした中でも「書くことは続けていきたい」「言語化するのが好き」の答えが出てきて、ガッチガチのWebライティングだけではなく、他のライター種にも目を向けてみようと思った。

十人十色の方向性を望む15期に出会えて

大阪ものかき隊で出会った15期のメンバーはこれまで会ったことのない方たちだった。

これまで受講してきたライティングの講座では、参加されている方のほとんどが「Webライティングで生計を立てたい人」もしくは「これからWebライターになりたい人」。だから講座のゴールが「Webライターとしてお金を稼ぐこと」の一択になっていて、「仕事の取り方」「KW選定の方法」「PREP法」などWebライティングのスキルを磨く内容だった。

今回、大阪ものかき隊15期の方々は「書きたいから」「表現したいから」「どんな道があるのか知りたいから」など、同じ講座を受けていても各々のゴールが違うという、なんだか実験のような何が出来上がるかわからないワクワクがあった。

小手先のツールではなく「なんであなたは文章を書いてご飯を食べていきたいん?」。まさに自分の「モヤモヤ」の部分に触れた。

これまで登ってきた脆い階段のようなものを一回崩して、しっかりとした土台を作り直したみたいなそんな感触だった。

これから”ライター”としてどう進む?

なんとなく「目指しやすいから」という理由で選んだWebライター。

「モヤモヤ」を脱却したいなら、Webライター以外のライター業にも目を向けてもいいんじゃない?

隊長の「ライターって自由なんですよ。自分でスケジュールとか自由に決めていい。メリットをうまく使わなきゃ」

まんまと情報に踊らされて「こうじゃないといけない」が増えてしまっていた気がする。

行ってみないとわからないから、ルールは「失敗してもOK」だけにして、「やってみたい」「これおもしろそう」をエンジンに走ってみよう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次