こんにちは、ライターのコータローです。
早いもので、2018年も終わろうとしています。
来年の目標や、計画を立てている人も多いのではないでしょうか。
クラウドソーシングは普及し、フリーランス市場も拡大しています。ライターの仕事もどんどん増えていると聞きます。
そんな中で、この先もライターとして生き残るためには、何が必要か?
そして、1年続けてまた来年の末になったときに、同じ単価で書き続けていては意味がありません。
今より報酬をアップするにはどうすればいいのか?
最近購入した、お気に入りの「着る毛布」にくるまりながら、ライターとしての自分をアップデートするための手段や方法について考えてみました。
重要なのは希少性
ライターで言えば、0.5円以下の低単価ライターさんもいれば、4円~6円という高い単価で記事を書いているライターさんもいます。
その差は一体なんなのか?
やはり、誰でも書けるような記事を書いているうちはなかなか単価は上がりません。
同じような記事が書ける、あなたの代わりがいる限り、あなたの勝ちは上がらないのです。
代わりがいない、オンリーワンの存在になることで、こちらから仕事を探すのではなく、逆に仕事の依頼が来るようになり、単価が上がっていきます。
重要なのはレアな人材になって自分の付加価値を高めること。
要するに「希少性」がポイントということです。
スキルのかけ算で希少性を高める
では、自分の希少性を高めるにはどうすればいいのでしょうか?
何かひとつのことを専門的にとことん追求し「これなら誰にも負けない」というくらい、誰よりも詳しくなる。
そういう考え方もあると思いますが、何かひとつの専門分野でエキスパートになるためには相当な時間がかかります。
それよりも、今までの自分の経験や知識を活かして、自分の価値(スキル)をかけ算することによって、そこまで時間をかけなくても希少性を高めることが出来るのです。
あの大ヒット作から学んだ、かけ算の威力
突然ですが、皆さん「うんこ漢字ドリル」というヒット商品をご存知でしょうか?
あれは確か1年ほど前…。電車に乗ると向かいの席に親子が座っていました。
子供は小学一年生くらいの男の子で、その子が抱腹絶倒しながらうんこ漢字ドリルを読んでいたのです。
「そら(空)からうんこがふってきた」
(大爆笑)
「た(田)んぼのどまんなかでうんこをひろった」
(大爆笑)
僕も小さい頃はよく親から「早く宿題しなさい!」と怒られながら漢字ドリルや計算ドリルをやらされていました。
普通なら嫌がるはずの漢字ドリルを、電車の中に持ってきてまで楽しそうに読んでいる。この光景を見て、少なからず衝撃を受けたのを覚えています。
ちょうど「何かスマホのアプリでも開発しようかな」と考えていたときだったので、今の時代、ゼロから何かを作らなくても、既存のものをかけ合わせて新しいものを作ればいいのか、と、とてもヒントになりました。
どちらかというと子供達の間では嫌われ者であると思われる「漢字ドリル」に「うんこ」がかけ合わせられることにより、一躍人気者になる…これは凄いアイデアだな、と感心しました。
自分の価値(スキル)をかけ算する
ということで、価値・スキルをかけ合わせることの重要性を理解したところで、では自分の場合はどうなるのか?これまでの仕事や趣味で得たスキルを掛け合わせて、今後のライターとしての方向性について考えてみます。
僕の場合だと、こんな感じでしょうか。
『ライター × IT』
『ライター × ディーラー』
『ライター × キャンプ』
『ライター × 登山』
『ライター × マラソン』
どうでしょうか、少しはレアな存在になれそうでしょうか?
ランサーズでは僕のプロフィールを見て、車のことを書いて欲しいと言う依頼が何度か来ました。元ディーラーでしか書けない記事を書いて欲しい、というクライアントさんがいるわけです。
しかし、希少性が高いかというと、まだまだ弱い感じがしますね。
さらにスキルをかけ合わせることにより、希少性はどんどん高くなります。
例えば、今はそれほどスキルがありませんが、写真の技術を身に付けたいと思っています。
今後、写真のスキルを身に付けたとすると…
『ライター × キャンプ × 写真』
→めちゃくちゃ綺麗な写真が撮れるアウトドアライター。
趣味の旅行もかけ合わせると…
『ライター × マラソン × 旅』
→世界中のマラソン大会に出場するコラムニスト
そう簡単に代わりが見つからない、レアな人材になれそうです。
まとめ
ということで、まとめると
・報酬をアップするには希少性を高めてレアな人材になろう
・希少性を高めるにはスキルのかけ算をしよう
ということです。
まずは、今までの人生の中で、仕事や趣味で身に付けてきたことを洗い出していく。そして、これとこれをかけ合わせたらどうだろう?と色々試してみる。
レアな人材になりたい、希少性を高めたいと思っている人は是非いちど試してみて下さい。
と、この記事を書き終わったところで、ふと気づきました。
「あっ!この着る毛布だって、服と毛布のかけ算ではないか!」
服と毛布がかけ合わさって、「着る毛布」という新しいジャンルが出来てしまっている。
うーん、かけ算の威力恐るべし。
(おしまい)