WEBライターの林小夏です。 副業でライターを始めてから5ヶ月が経ちました。
今回は、ランサーズというクラウドソーシングで仕事をして、見えてきた世界をお伝えします。
憧れから始めた副業で稼ぐ?!
私は医療業界で働きながら、副業でライターをしています。
ライターを目指した理由は、いわゆる憧れです。
私はもともと理系学科で、全く文章に縁がありませんでしたが、数年前に市民ライター活動で、文章を書くということを体験。その活動は転職を機に終了しましたが、楽しかった思い出が心に残り続けました。
とはいっても、畑違いのボランティアです。泣く泣く諦めていた時に「WEBライター養成講座」を見つけ参加し、今に至ります。
副業といえば、本業の延長線上と考えている人も、いるのではないでしょうか。
それももちろんですが、今は新しい分野で副業ができるチャンスです。本業を持ちながらの副業は、挑戦する時間、経済的な余裕、クラウドソーシング環境に後押しされ、ハードルがどんどん下がってきています。
私も異業種からの挑戦ですが、今やライターと名乗って仕事をもらえるようになりました。
新しい挑戦してわずか半年足らずで、第2の名刺が手に入るのです。
副業で稼ぐのは楽じゃないよ
ライター業では主にクラウドソーシングから案件を得て、報酬をもらっています。
初めにライター講座で言われるのは、「自己実現は忘れてください」ということ。クラウドソーシングは自分の書きたい案件ばかり選べるほど、受注が楽ではありません。
実際にランサーズで案件を探し始めても、はじめは提案できずに悩んでいました。というのも、自信を持って書けそうな内容が少なかったのです。「〇〇経験者歓迎」「△に詳しい人」のような案件も多く、自分の経験のなさに嘆く日々…。
そこで学んだことは、できる案件ではなく、どうやって案件をやり切るかという前向きさ。知らない業界でも、調べて書く覚悟と、クライアントへの事前確認や、率先して提案するという視点を持つことです。
実行するよりも、実行するまでのコミュニケーションが大切なのは、どの仕事にも通じることですね。今もトライ&エラーを繰り返しながら、少しずつライターに恥じぬ実績を積み重ねています。
いろんな働き方と出会う場所
ライターの世界に入ってから、出会う人が変わりました。
副業やクラウドソーシングを実践している環境は、新しい働き方実践者がいる宝庫。なんたって私が参加しているのは「副業ライター集団」の大阪ものかき隊です。
「この人は何している人なんだろう」「どうやって生活しているのだろう」と、私の知らない道を歩む人生の先輩たちがたくさんいます。
パラレルワークも副業も、今まで私がいた医療業界には馴染みのない言葉。
だからこそ多様な働き方を間近で見れて、とても新鮮です。
同じ業界で長年働いていると、知らない間に身についた独特の習慣や価値観に染まることはないでしょうか。会社以外の交流を持つことで、こだわっていた固い考え方が、少しずつほぐれていきます。
おかげで本業も俯瞰できるようになり、仕事に向き合える良い循環が生まれています。
自分を売りにする練習
会社員では気にしていませんでしたが、副業の名刺を持つことで「自己アピール」の必要性を感じるようになりました。
世間にはライターと名乗る人はたくさん。
そのライターの中から、自分はどんなライティングをして、なにが得意か看板を出さないと、いいパスが回ってこないんですよね。
ライターの中には○○ライターのように、専門を持つ人もいますし、得意なスキルを掲げる方もいます。
ただ方向性というのは、得意分野だけではありません。
副業を続ける上で大切なのは「良いクライアントと出会う」こと、つまり「自分と相性が良いクライアント」との繋がりがあるかどうか。
同じような記事執筆でも、クライアントからニュアンスや空気感のような、言葉に出てこない部分を求められた事例も。特に顔が見えにくいクラウドソーシングの場合、何気ない対応が評価され、次の受注に繋がることもあります。
副業を通じて仕事を選ぶ経験を通じて、誰と、どのように働きたいかを考える機会ですね。
始めるとあっという間の副業ライフ
副業を始めて数ヶ月ですが、出会う人、時間の使い方、仕事に対する考え方が変わってきました。何より、やってみたかった方向に進んでいる気持ち良さは、他では味わえません。
新しい分野でも、お金をもらいながら挑戦できる時代です。
副業が認知され、クラウドソーシングという制度も整ってきた今だからこそ、できる挑戦が広がっていると思います。
どの経験が今後の自分を生かすのか、わかりません。それなら、気になる分野にチャレンジしてみませんか。