WEBライター本田もみじです。
少し思うところあり、「WEBでそこそこの文章を書くための、文章力」についてまとめてみました。
テクニックについては、超基本のことにとどめ、「文章力を上げたい」という方が今からどうすればいいのか、について書かせていただきます。
「文章力がないんだけど…〇〇〇!」
本田は、主にクラウドソーシングを利用し、4年間で2000本以上の記事を納品してきました。これが多いか少ないかは分かりませんが、それなりに数はこなしてきたと自負しています。
また、私は本業を持つパラキャリライターでもあります。
会社員として勤務しているのは、小さな人事系ベンチャーです。社内でもライティング全般を担当しており、私の書く言葉の行き先はさまざま。メルマガ、オウンドメディア、SNS運用…あっぷあっぷしながら、なんらかを言語化する日々を送っています。
本業・副業あわせて、毎月7〜80000文字くらいが平均でしょうか。
(専業ライターさんには「すくなっ!」と驚かれますし、文章を書き慣れていない人からは「天文学的数字だ」と言われます)
副業では、受注して書く以外にも「WEBライター養成講座」の講師をつとめております。おかげさまで現在6期まで続けられており、卒業生を中心としたライターコミュニティが転がり始めています。
さらに、個人的にブログ・文章コンサルを請け負うこともあります。
と、毎日毎日「書くこと」と格闘する日々を送っているのですが、その中でよく言われるのが
「文章力がないんだけど…〇〇〇!」というセリフです。
〇〇〇の中には、いろいろな言葉が入ります。
文章力がないんだけど、私もライターになりたい!
文章力がないんだけど、文章で稼ぎたい!
文章力がないんだけど、どうしたらいいの〜??
・
・
・
その問いに真剣に向き合えば向き合うほど、どう伝えたらいいのか分からなくなり、私自身が混乱して来ました。
また、「そもそも私に文章力はあるのか?」という問いも生まれました。
外からの、そして内なる問いに答えるために「文章力」を定義し、私なりに紐解いてみなければならぬ…という、ライターとして根源的本質的抜本的なミッションにぶち当たり、苦節数カ月…やっとこの記事を書き始めたというわけです。
文章力という言葉がフワッとしすぎている
まず「文章力」という言葉自体がフワッとしています。念のため、ウイキペディアで調べましょう…
と思ったら、「文章」「文章力」という項目自体がないことを知りました。
あのウィキペディアにすら定義付けされていないなんて、さすが恐るべきフワッと感です。
ウィキには、女子力ですら載っているというのに!
※「女子力」Wikipediaより(抜粋)
WEBの世界で、そこそこまともな文章を書くための4つのポイント
戻りましょう。これから文章で身を立てたい・稼ぎたいと感じている方にとって必要なのは、女子力よりも、文章力です!
さて、国語が苦手だった、文法用語を覚えていない…そういう方でも、せめて上記4項目を意識をすれば、「なんとか恥ずかしくない文章」を書けるのではないかと思います。
ひとつずつ解説をしていきます。
基本①てにをは・句読点…知っているはずで使いこなせていない?
小学校で習うため、一般的な日本人であれば、ある程度の基本は分かっているはずです。しかし文章「力」を求めるなら、まずは人に不快感を抱かせない、そして文章の意図をきちんと伝えられる使い方をしたいところです。
・「あなたでいいわ」
・「あなたがいいわ」
・「ビールがおいしいね」
・「ビールはおいしいね」
たった1文字で、これだけ意味合いが変わってきます。
とはいえ、「てにをは」を必死に意識して日常会話・言葉の発信をしている方はそうそういないと思います。
無意識のてにをはでも、意思疎通は十分に可能です。ただし、プライベートな文章ならまだしも、人に読まれることが前提であれば、文章の推敲時には必ずてにをはを見直しましょう。
そして、ちょっとでも違和感を覚えたら、入れ替えましょう。最初は試行錯誤かも知れませんが、慣れてきたらすぐにベストマッチが見つかります。
好きな人から「あなたでいいわ」と言われるか、「あなたがいいわ」と言われるか。
言葉は誰かの心を動かし、ときに人生を左右します。
・猛スピードで逃げるタクシーを、追いかけた。
「句点」とは「。」のこと。
文章の最後に打つものであり、使い方はシンプルなため、そう間違った使い方はされません。
問題は、読点「、」です。
どうでしょう。上記の2つの文章では、「猛スピードなのは自分なのか、タクシーなのか?」が入れ替わっています。読点の場所が一か所変わるだけで、まったく違う意味の文章になってしまうので、注意が必要です。
また、長い文章にもかかわらず読点を打たない人がいます。
満員電車が働くモチベーションを下げるのは知られているが何より同じ時間に同じ場所に向かう人の群れを見続けることでそれを見る人の気持ちも何だかどんよりするし私はそんな日常はイヤだと思ってフリーランスになったのだ。
読点のまったくない文章、Twitterでよく見かけますね!
140文字という制約があるため仕方がないのと、読点のないツイートでも「技アリ!」的にうまいものがあるので一概にNGとはいえませんが、下手な人がこれをやってしまうと「よく分からない文章」になってしまいます。
先ほどの文章に、句読点を打ってみます
満員電車が働くモチベーションを下げるのは知られているが、何より同じ時間に同じ場所に向かう人の群れを見続けることで、それを見る人の気持ちも何だかどんよりするし、私はそんな日常はイヤだと思って、フリーランスになったのだ。
さらに、文章自体を見直してみます
満員電車が、働くモチベーションを下げるのは知られている。何より、「同じ時間に同じ場所に向かう人の群れ」を見続けることで、それを見る人の気持ちも何だかどんよりしてしまう。だから私は、そんな日常はイヤだと思ってフリーランスになったのだ。
どうでしょう。106文字の文章を、句点で3つに区切りました。そして適切な場所に読点を入れ、多少の工夫をしてみました。読みやすくなったと思いませんか?
目安ですが、読点がない文章が40文字以上続いたら要注意です。初心者のうちは特に気を付けてください。
ちなみにこの記事をPCで読んでいる場合、一行が45文字程度で表示されていると思います。またスマホなら、一行は25文字程度。そう考えると、適切に読点を使って文章を区切ることが、WEB文章の読みやすさに直結していると理解いただけると思います。
基本②ねじれ・・・主語と述語の関係をいつも見張ること
ねじれとは、文章の主語と述語がグインとねじ曲がってしまった状態をいいます。
私はこれがとーっても気になります!
この文章がねじれているの、お分かりになりますか?
私の日課は、朝6時から小一時間ほど、近くの広い公園を散歩しています。
この文章の主語は「私の日課」です。それが「散歩しています」につながるのって、よく読んだら違和感ありませんか? 散歩をするのは私であって、私の日課が散歩をするのではありませんよね。
修正してみます
私の日課は、朝6時から小一時間ほど、近くの広い公園を散歩することです。
これで、「私の日課」→「散歩すること」と、キレイにおさまるようになりました。
どうしても「散歩しています」で終わらせたければ、「私は」で始まる文章にしなくてはいけません。
不慣れなうちは、文章が長くなると主語と述語がこんがらがってしまうことがあります。
書いたあと、常に「文章のはじめと終わりの言葉」をつなげてみてください。
もうひとつ例をあげましょう。
それを残し伝えていく方法を、できるかは別として私は不思議なことに結婚して子孫を残すことを、今選んでいます。
言いたいことは分かりますが、頭に浮かんだ単語を、浮かんだ順にドバーッと並べただけ、という文章です。これも書きなれない人がよくやってしまうパターンです。
「それを残し伝えていく方法を」「選んだのは」「私」ですよね。少し整理してみましょう。
不思議なことに私は今、できるかは分かりませんが、それを残し伝えていく方法として、結婚して子孫を残すことを選んでいます。
多少は分かりやすくなったでしょうか。
このような修正に、イエス・ノーの答えはありません。結局はセンスですし、もっと改変して良ければ「グッとくる言い回し」にすることもできるでしょう。
あなたならどのように修正しますか?
応用①構成力・・・王道バランスを身に付ける
基礎については、もっともっとあるのですが、とにかく最低限上記の2つさえおさえておけば、「んん…? この人、本当にライター? 日本語がおかしくね?」と思われるような致命的なミスは少なくなるでしょう。
ここから先は、「読んでよかった」「解決できた」「ほっこりした」と感じてもらうための、応用テクニックの話です。
タイトルに魅かれて読んでみたものの、「で?」と思うようなWEBの文章に出会ったことはありませんか!?
「ドラマ〇〇視聴率低下の原因は、主演の〇〇のパワハラ!?スタジオ不和の原因は女性プロデューサーにあった」
なんてあおっておきながら、読んだらたった800文字くらいの記事で、主演俳優の経歴と、性格が悪いことだけが書いてあり、最後はお決まりのように「今後に期待したい」と締めてある…
ついつい「こんなしょーもない記事、誰が書いたんや」と、ライターネームを探してしまいます。
これは極端な例ですが、ライターには「指定の文字数で・タイトルに沿った内容を・どう盛り込んでいくか」という構成力が必要です。
ネット上にもいろいろなテクニックが載っていますが、一般的なWEB文章を書くときに私が気を付けているのは、以下のバランスです。
導入:1
説明:2
事例:3
考察:3
アクション:1
このバランスは文章ボリュームによって多少変わります。たとえば体験談が入ることもありますし、またジャンルによっては説明と事例のボリュームが入れ替わることもあります。
しかし、1000文字であっても、20000文字であっても、これが私の王道バランスです。
ところが、不慣れな人がやってしまいがちなのが、
導入:3
説明:6
事例:1
考察:0
アクション:0
という構成です。とにかく書きたいことが記事の頭の方にわっせわっせと集中してしまい、中盤で「で、何が書きたかったんだっけ?」という状態になるのですが、軌道修正ができないままクライマックスに突入。
そして「結局、何が言いたかったか」「読んだ人がどうすればいいのか」が書いた本人にも分からない状態で納品されてしまう…というパターン。
WEBの文章であっても、いや、だからこそ。読んでくれた人の「読後感」を必死に妄想し、そこにフォーカスしなくては、いいコンテンツだと見なされない時代です。
だから、文章は「後半」が大切なのです。
今や、そこそこの文章をAIが仕上げてくる時代です。説明・事例はAIでも書けるでしょうが、わざわざ人間であるライターが書く以上、
「どうして私がこの記事を書いているのか」・・・導入文
「私はこの記事のトピックに対してどう思っているか」・・・考察
「あなたに、どうすることをおすすめするか」・・・アクション
の3つの部分に血が通っていないと、しょーもない記事と同列に語られてしまいます。
構成は、文章の骨組みです。練って練って練りつくして、まだ練って…を繰り返してください。迷ったら、上記の王道バランスを参考にしてみてください。
応用②読ませる力・・・エモーショナルな文章を目指す
最後は、読ませる力について。
これは奥が深くて、たとえば超人気ブロガーさんの日本語の「文章力」が高いかというと、そうではない部分もあるわけです。いくら日本語文法を守っていたって、途中で飽きられてしまったら終わりですから。
最近「エモい」という言葉が定着しつつありますが、最後まで読ませる文章とは、まさに「エモーショナルな文章」のことでしょう。
私は、この領域に関しては、テクニックではないと思っています。読みやすい日本語とか、うまい構成をほんの数ミリ超えたところにある、つかめそうで触れることのできない、神の領域です。
だから、読者に「エモい文章だ」と思わせたければ、自分のエモーションを文章にぶつけるしかないのです。
熱意をもって書いた文章には、魂が宿りますから。
しかしWEBには、「誰かに発注された記事」を受注したライターが、エモーション抜きに「説明」するだけの記事があふれています。
それは、商業ベースである以上、仕方のないことですが、あなたが「文章力」を使って誰かの心を動かしたかったら、説明文をうまく書くことだけに特化せず、あなたの「情動」も使うことを考えてください。
ただし初心者がそればかりを考えて書くと、「ひとりよがりの」「ナルシスティックな」文章になってしまいます。黒歴史をつくらないためにも、あなたのエモーションはあくまで「地下をとうとうと流れる清い川」だとイメージし、ベースにしつつも自分に酔ってしまうことのないように…ね。
(そして、最後までグイグイ読ませる力を持つ小説家のすごさを思い知りましょう)
推敲チェックリスト
WEBでそこそこ恥ずかしくない文章を書く4つのポイントが分かったところで、あなたの文章を推敲するときに使って欲しいチェックリスト!
この文章、ブログにアップしてもいいかな?
この記事、納品しても大丈夫かな?
と不安になったとき、ぜひ使ってみてください。
✔ 何度も読み直しましたか?
✔ 誤字脱字はありませんか?
✔ 音読したとき、てにをはに違和感はありませんか?
✔ 読点は適切に打たれていますか? 40文字以上、読点なしで続いていたら要注意です。
✔ 主語は具体的ですか?「あれ・これ・それ」などが多くはないですか?
✔ 文章はねじれていませんか?
✔ 同じ言葉が、漢字とひらがなになっていませんか?(「たとえば」と「例えば」の混在など)
✔ タイトルと、内容が違ってしまってはいませんか?
✔ 同じ語尾が続いていませんか?(「〜ます」だけが続くと幼稚な文章に見えます)
✔ 何が言いたいか、自分の中で整理できていますか? それが文章で伝わっていますか?
これはあくまで、超基本のチェックリストです。
しかし、何ごとも基本が大切です。「これくらい分かっているよ…」という方も、今一度ご自身の書いた文章を客観視してみてください。
残念ながら、初心者ライターさんほど、書いたあとの推敲に時間を使っていないように感じます。
ちなみに私は
✔ 記事を書きあげたら半日以上おいて、再読・最終調整をしてから納品(アップ)する。
✔ 長い記事は印刷をして、マーカーで不備確認をする。
✔ アップした(された)ら、PCとスマホでそれぞれ10回づつ読む。
を自分に義務付けています。
文章力のフワッと感を「具体化」できたら、次の行動が見える
はじめに、文章力という言葉自体がフワッとしていると書きました。
そして、いろいろな人と文章について話をするうちに、文章力がないという課題に対するソリューションは、文章の添削などではなく、「その人にとって不足している部分」を紐解くことにある、と感じました。
ここからはテクニック論ではなく、どうすれば文章力を上げるための道が見つかるかという、アクション方法について書いていきます。
自分は何ができないのかを棚卸する
「料理ができないんです」
この言葉、どう解釈しますか?
発した本人が、どのような背景を持っているかを想像してみてください。
- 本当はとても得意で、味に自信があるのに、「できないんですぅー」といっている
- 本当は日常生活に問題ないレベルでできるのに「自分はレベルが低い」と思い込んでいる
- 家庭料理はできるが、四川料理のスパイスの調合ががうまくいかず、まだまだと思っている
- 一生懸命やっているが、彼氏にダメ出しをされるばかりで、自分はできないと思い込んでいる
- 生命維持のための料理はできるが、面倒なのでほとんど自炊しない、だからできるとはいえない
- フライパンと天ぷら鍋の区別がつかない。家族からキッチン立ち入り禁止令を出されている
これらのメンバーをいっしょくたにして料理教室に放り込んだらどうなるでしょうか!
(講師が発狂します)
さて、上記のメンバーが「自分は料理ができない」と思っており、スキルアップを望むならば、
- ひと通りつくれるが、独学でしかやっていないから、和食の基礎を学びたい
- 料理の常識からしてなにも分からない、包丁の持ち方から教えてほしい
- 卵料理だけがどうしても苦手なので、徹底的に克服したい
- 名店で活躍して有名シェフと呼ばれたい、そのためにプロに学んで修行したい
など、自分の「できること・できないこと」「野望」を明確に伝えないと、欲しいスキルが手に入りません。
「文章力がないんです」も、同じです。きちんと「どれくらいのことができるか」を紐解き、自分には何が足りないのかを認識することが大切です。
(同じ言葉に「勉強してないんです」「スキンケアしてないんです」がありますが、その話はまあ、飲んだときにでも)
不足部分を言語化し、具体的なアドバイスをもらう
文章力アップのためには、まずは自分に合った学び方を知る必要があります。
「自分に足りていないスキル」×「使えるエネルギー」×「野望」×「いつまで」
あなたの現状を、上記に当てはめてみてください。
人によって、さまざまな式ができあがるはずです。
- 「経験値」×「めっちゃ頑張ります」×「ブログで稼ぎたい」×「半年後」
- 「基礎力」×「ざっと学べたらいい」×「会社で怒られない程度に書けたらOK」×「すぐに」
- 「構成力」×「時間はある」×「クラウドソーシングで副業がしたい」×「来月から」
どうでしょう?
それぞれ、取り組み方・必要なものが違いますよね。これをいっしょくたに考えてしまうから、文章力というフワッとした言葉に惑わされ、「ない、ない」と探し回ることになってしまうのです。
さて、私が上記の3人に「文章力を上げたい!どうすればいい?」と聞かれたら…
「経験値」×「めっちゃ頑張ります」×「ブログで稼ぎたい」×「半年後」の人には
そのジャンルのサイトを舐めるように徹底的に読み込め!毎日!
好きなブロガーを10人つくってストーカーのように記事を読め!
面白かった文章を模倣して、練習で20記事書いてみろ!つべこべいわずにだ!
ネタ帳を持ち歩け!とにかく「人・もの・こと」を観察しろ!
と言います。
「基礎力」×「ざっと学べたらいい」×「会社で怒られない程度に書けたらOK」×「すぐに」の人には
文章の基礎について書いてある本を2冊買ってください。漫画でもいいです。
読み進めながら「知らなかった」ことが載っているページに付箋を貼ってください。
会社で書いた文章は、上司に見せる前に2回音読をするクセを付けてください。
80文字以上の文節は、2つに分け、主語と述語の関係に気を配るようにしてください。
数日ごとに本を再読し「分かるようになった」ページの付箋をはがしていってください。
とアドバイスします。
「構成力」×「時間はある」×「クラウドソーシングで副業がしたい」×「来月から」の人には
WEB文章の基本について書いてある本を2冊買って読み込んでください。
作文、論文、日記と同じ書き方では、副業として成り立たないことを知ってください。
毎日WEBの文章を読み、自分なりに点数を付けて、人の文章を分析してください。
さっさとクラウドソーシングに登録し、「納品する」という経験値を上げてください。
文章のうまい人に、自分の文章を添削してもらってください。できれば毎回。
とでもお伝えしましょうか。
これはあくまで私の意見です。100人のライターに聞いても、100通りの答えが返ってくるはずです。
しかし、これくらい具体的なアドバイスをもらわないと、文章力は上がらないのです!
そのためには、自分にできること、できていないことの棚卸をしたうえで、どうして文章力を上げたいのか、何が目的かを、講師(教えてくれる人)に伝えることが必要です。
難しいですか?
でも、ライターとは「モヤモヤしたものを言語化できる人」のことです。
自分のことを言葉で伝えられなければ、人の想いを汲み取って文章に乗せ、さらにお金をいただくことはできません。
まずは、自分自身の文章スキルの棚卸をしてみませんか?
まとめ
「ねえねえ、文章力ってどうしたらアップする?」と聞くことは、モテる女子に「ねえねえ、どうやったらモテるの?」と聞くくらい、野暮なこと。そんな抽象的な質問をしていては、いつまでたっても目標に到達できません。
答える方も、「うーん、たくさん本を読むといいよ」とか「えー、何もしなくても自分らしくいればモテるようになるよー」などと、フワッフワッとした返事しかできません。
でも、すでに日常で「意思疎通ができるレベルの日本語を使っている」あなたです。不足部分を認識し、具体的な方法で埋めることができれば、驚くほどスピーディーに文章力を上げることができるでしょう。
やみくもに「本を読む!!!」「とにかく書いてみる!!!」だけではなく、体系立てて取り組んでみることをおすすめします。
あなたの文章が、WEBの世界をもっともっと面白くすることを願って。