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元イタリアンシェフライターが紹介!「イタリア・アモーレ・ミオ!大阪 イタリアに恋しちゃう?」の見どころ

アモーレ・ミオ!大阪 イタリアに恋しちゃう? 記者会見に潜入


「イタリア・アモーレ・ミオ!大阪 イタリアンフェスティバル」 グランフロント大阪 2018・11・3-4 というイベントの記者会見に、限られたプレス関係者として招かれたのは、やはり30年というイタリア料理のキャリアのおかげだったのでしょうか…

あまりよく分からないまま、(ちょっと場違いな気持ちもありましたが)ドキドキしながら潜入してきました。

目次

いつものイタリアンフェアだろうなぁ

元イタリアンの料理人である私は、食品やワイン関係のイタリアンフェアには、これまで何度も参加して来ました。

時にはフードブースをお借りして飲食部門として出店もしていたので、イベントがだいたいどんな感じなのかも想像がつきました。

私が経験していたそれまでのイベントは、ワインの試飲や、お手軽価格で飲めるバーがあり、屋台にしてはレベルの高い食べ物が提供されていましたが、催し物の内容は少しのトークショウがあるくらいで、2時間も過ごせば飽きてしまうようなことが多く、あまり記憶に残らないことが多かったように思います。

おっとっと、想像を遙か上をいく盛沢山な内容!

ところが、グランフロント大阪 うめきたSHIPホールにて行われた今回の記者会見で、在大阪イタリア領事館のルイージ・リオダーニ総領事、在日イタリア商工会議所の事務局長ダビデ・アントーニ氏、イタリア文化会館大阪館長のステファノ・フォッサーティ氏たちが発表する内容を聞いていると、どうも私が想像していたよりも、はるかに規模が大きく、めちゃくちゃ楽しそうな感じが…

そこで、ぜひとも皆さんにお勧めしたいと思いペンを取りました。

個性的なアーティストのライブとパフォーマンス、トークショウ

まずは参加アーティスト、パフォーマーの紹介です。

かなり個性の強い方ばかりで、プロフィールや紹介動画などを見ると、素晴らしいパフォーマンスが期待できそうで、とても見応えがありそうです。

アルモナイト(ARMONITE)

サウンドトラックのカバーでも注目されている国際的に高く評価されているプログレッシブロックバンド。

エミリアーノ·ブラーズィ(EMILIANO BLASI)

数々のオペラやコンサートに出演する世界的に有名なソリスト。

ヤカモト・コツガ(YAKAMOTO KOTZUGA)

ミュージシャン、作曲家、プロデューサー、サウンドデザイナーの顔を持ち、様々なイタリアン・エレクトリック・ミュージックシーンで存在感を放つクリエイター。

◆ペトラ・マゴーニ(PETRA MAGONI)

オペラからロック転身したぺトラの独特なバイタリティーで魅惑的な音楽は、イタリアとヨーロッパの音楽界で欠かせない存在である。これまで1000以上のコンサートに出演している。

◆野村雅夫(のむら まさお)

1978年生まれ。ラジオDJ、翻訳家。FM802のレギュラー番組Ciao Amici!を持つ。GOETHE (ゲーテ)webマガジンやEテレ「旅するイタリア語」テキスト(NHK出版)でエッセイを連載中。

◆クリスティ·レイ(CHRISTY RAY)

見る者を驚かせる美しいダンスを披露するクリスティは、ミュージックホールのダンサー、アエリアル フープ、アエリアル シルク、ポールダンサー、ファイアーダンサー、そして様々なスタイルのダンサー。ロシア連邦の現代新体操スポーツマスターでもある。

◆ヴィルジニオ(VIRGINIO)

2006年サンレモ音楽祭にてデビュー。2011年には人気テレビ番組「アミーチ」で人気を博す。キアラ、ラウラ・パウジーニ、カイリー・ミノーグなどトップアーティストと共演。

◆マリア・フラテッリ (MARIA FRATELLI)

ミラノ邸宅美術館の責任者であり、様々なプロジェクトを担当している。ボスキ・ディ・ステファノ美術館およびフランチェスコ・メッシーナ博物館館長、CASVA、カーザ・デッラ・メモリア、国立レジスタンス美術館プロジェクトの責任者。

◆ナーダ・ピヴェッタ(NADA PIVETTA)

ミラノを生活、活動の拠点としている。2010年よりメトロポリターナ・ミラネーゼ株式会社と協力し、彼女の発案による“Arte sotto Milano(ミラノ地下アート)” と銘打った計画に携わる。また近年、彼女の作品 “Nulli Certa Domus” が、パブリック・コレクションの核となる作品の一つとして、ミラノのイドロスカーロ公園に配置された。

◆セレネッラ・ヴェッローニ (SERENELLA VELLONI)

イタリア、ペルージャ出身。来日以来、東京都内で多くの生徒に本物の「マンマの味」を伝える郷土料理の教室を主宰。

スーパーカーが大集合! 車好きでなくとも一見の価値あり

私が一番心を動かされたのがこのイベントです。

小学生のころ、スーパーカーブームがあり、子供ながらに「フェラーリ」「ランボルギーニ」「マセラッティ」など当時はイタリアの車だと知らずに、聞き慣れない名前をなんとか覚えた記憶があります。

そして、千里丘の万博公園周回道路を爆音とともに走る希少なスーパーカーを見物に行く事がステイタスでありました。

大人になり、イタリア料理の世界に入ることをきっかけに知ったのですが、そのすべてはイタリアの誇る、世界に名立たる三大メーカーだったのです。

今では日本でもオーナーが増えましたが、それでも街で見ると「おぉ~!」となってしまう迫力あるスーパーカーたちです。

そんな三大メーカーが、一堂に会する機会は、おそらくこれまでになかったのではないでしょうか。これは車好きでなくても一見の価値ありだと思います。

◆フェラーリはF1グランプリにも参戦しているので、名前を聞いたことのある人は多いでしょう。ここの自動車は機械ではなく職人の手により一から組み立てられています。エミリアロマーニャ州のマラネッロにあるメーカーです。

◆ランボルギーニは、跳ね上げ式のドア(ガルウイング)が印象的なカウンタックという自動車が有名です。エミリアロマーニャ州のボローニャにあります。

◆マセラティはスーパーカーというイメージよりラグジュアリーな自動車というイメージが強いですが、これまでの少量生産から一転した拡大戦略に方向転換を図り、市場で見かけることが多くなってきました。エミリアロマーニャ州のボローニャにあります。

エミリアロマーニャ州というのは、生ハムやボローニャハム、パルミジャーノレッジャーノチーズの産地で、イタリアの中でも最もグルメな州として有名ですが、このように世界の三大スーパーカーメーカーの本部も集結しているわけですから、食いしん坊な自動車好きには夢のような場所ですね。その理由などもフェアのブースで訊ねられたら面白い話が聞けるかもしれません。

ピッツァやパスタ、ワインなど、おいしいモノはハズレなし

さて、皆さんお目当てのフードの話題ですが、もちろん私の料理人時代の知人も、レセプション料理と会場ブースに参加しています。

まずはイベント前夜に行われるレセプション。イタリアのポップ歌手ヴィルジニオによる特別ライブパフォーマンス、ポンテベッキオの料理によるカクテルパーティスタイルで皆様をお待ちしております。

◆ポンテベッキオシェフ・山根大助(やまね だいすけ)

神戸イタリアンレストラン「ドンナロイヤ」で修行後イタリアに渡り、ミラノ「グワルティエロ マルケージ」をはじめ各地で研修。1986年9月 帰国。大阪本町橋に「リストランテポンテベッキオ」をOPEN。1999年12月「ガンベロロッソ」誌において、日本のイタリアンレストランの中で最高点の評価を獲得。また、2004年6月イタリア文化の日本への普及に貢献があったとして、イタリア政府より「CAVALIERE カヴァリエーレ」章を受勲。

会場では、バール(おつまみとワイン・喫茶店)、ジェラッテリア(アイスクリーム屋)、ピッツェリア(ピッツァ屋)、オステリア(居酒屋)、パスティッチェリア(パスタ屋)など様々なスタイルの屋台も出現。

こちらも関西の選りすぐりのお店ばかりなので期待できそうです。屋台のイベントブースでも美味しい料理が提供されるのがイタリアンフェアの楽しみな一面です。お腹を空かせてお出かけください。

イタリアらしい自信満々なイベントタイトル

アモーレとは、愛、愛するという意味。

ミーオとは、私を、私にという意味。アモーレミーオとは「わたしを愛して」という意味です。

「私のすべてを見せるから、愛してね!」とちょっとだけ高い位置から言い放つ自信満々なところはイタリアらしいなぁと感じます。

ゲストでトークショウをされるパンツェッタ・ジローラモ(PANZETTA GIROLAMO)氏が言いそうなセリフですが、さぁこんなイタリア色たっぷりで盛沢山なフェアに、あんたもイッタリ~ヤ(行ったり~や)!!」

おあとがよろしいようで。

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