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その日本語、合ってますか? ライターが選ぶ、誤用されやすい言葉・慣用句5選

こんにちは、ライターのコータローです。

年末年始で忙しい時期ですが、皆さんお仕事捗っていますか?僕はなんの記事を書こうか、なかなか良いアイデアが思いつかず、仕事が煮詰まってきました。

ハイ、ここで、ん?おかしいと感じた方は大正解。

「煮詰まる」の使い方が間違っていますね。

詳しくは、あとで書きますが、おかしいと思わず、そのままスルーした方も多いのではないでしょうか?

他にも間違って解釈されている慣用句やことわざがたくさんあります。

正直なところ、勘違いして使ってる人の方が多いのなら、もうそっちが正解でいいのでは・・・?
と思ってしまいますが、ライターと名乗っている以上はそういうわけにはいきません。

個人的に今後は、Webの文章は質の時代へと変化していくのかな?
と思っております。

そういう意味でも、ちゃんとプロ意識を持って記事を書くために、正しい意味は覚えておきたいですね。

実際に僕が間違って覚えていた言葉や、間違いやすい慣用句を5つ紹介したいと思います。

恐らく勘違いしていた人も多いと思いますので、これを機に一緒に覚えましょう。

目次

間違いやすい言葉・慣用句5選

煮詰まる

まずは冒頭で触れた「煮詰まる」という言葉から行きましょう。

「明日のプレゼンの資料を作ってるんだけど、だいぶ煮詰まってきて、進まない・・・」

といった使い方をされている人もいると思いますが、この場合正しいのは「煮詰まる」ではなく「行き詰る」ですね。

討議・検討が十分になされて、結論が出る段階に近づく

というのが「煮詰まる」の正しい意味です。

「これ以上先に進まず、結論が出ない状態」ではなく、「結論が出る状態になる」というのが正しい意味です。

話の)さわり

「話のさわりしか聞いてないので・・・」

話の最初の部分を指して、こういう使い方をしていませんか?

実はさわりというのは、冒頭ではなく、要点や話の聞かせ所のことを言います。

話の要点や、一番盛り上がる聞かせ所

音楽でも同じで、歌(曲)のさわりというのは、イントロや冒頭ではなく、サビの部分になります。

敷居が高い

「あの店は高級そうで、ちょっと敷居が高いよね」

というふうに、使っていましたが、これも誤用です。

「高級過ぎたり、上品過ぎたりして、入りにくい」という意味ではありません。

不義理や面目のないことがあって、その人の家に行きにくい

というのが正しい意味で、要するに合わせる顔がない状態のことを言います。

正直、間違った意味の方がしっくりきますよね・・・?

ちゃんと頭に入れておかないと、今後も誤用してしまいそうです。

姑息な手段

卑怯、ズルいというニュアンスでよく使う「姑息な手段」

実はこれも間違っています。

「姑」がしばらくの間という意味で、「息」が休むという意味。

ということで、

一時の間に合わせ、その場しのぎ

というのが正しい意味のようです。

これは勘違いしている人はかなり多いのではないのでしょうか?

その場しのぎという、正しい意味で「姑息」を使っても、卑怯という意味でとられる可能性が高いので注意が必要です。

破天荒

テレビでみかけますね「俺は破天荒だ!」と言っている芸人さん。

「豪快」「型破り」「大胆」「無茶をする」といった意味で使われることが多いと思います。

しかし本当の意味は

だれも成し得なかったことをすること

これはニュアンスは近いですが、前人未到のことをする、といういい意味の言葉なんです。

まとめ

今回ピックアップしたのは5つだけですが、他にも勘違いしている言葉はたくさんあります。

ちゃんと意味を覚えて、正しい使い方をしても間違った解釈が浸透しすぎていると正しく伝わらない恐れもあります。

むやみにことわざや慣用句を使いすぎるのは避けた方が良さそうですね。

ライターさん、ブロガーさんは誤用しないように、しっかりと意味を覚えておきましょう。

(おしまい)

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